30代後半の夏、壁にもたれると背中に違和感がありました。
まったく、それまで気づきませんでした。
触ってみると背中にしこりがありました。高さは5㎜程度で大きさは3㎝以上はあったと思います。そこから、急に不安になりました。
ネットで調べてみると、どうやら、ほとんどが良性の脂肪腫であると書いてあり一安心でした。それで、外科を受診することにしました。
医師は患部を触り、それまでの経過を問診していきます。途中、”これから大事な質問をします。””このしこり気づいてから大きくなっていますか?”とそれに対して、
”同じぐらいです。”と答えると。
医師からは”これは脂肪腫と呼ばれ、良性です。このままでもいいですが、大きくなると全身麻酔で取り除かなくてはなりません”と言われ、手術することにしました。
日帰り手術で、良性の腫瘍でもあり、2名の執刀医もとても落ち着いていました。
超音波で場所の目安を付けてから、局部麻酔で手術がはじまりましたが、なかなか脂肪腫が見つかりません。表面から少し深いところにあったようで、”見つかりました。これから取り除きます。”と言われ摘出されました。思っていたより、大きかったようです。
後談になりますが、患部は縫合され患部が背中で梅雨時であったこともあり、自分でのガーゼ交換がとても面倒でした。最後はかゆさへの我慢です。
調べてみると、悪性は急に大きくなるようで、良性の脂肪腫の場合は幼少期からだんだん大きくなっているようです。
幼少期に太っていた方は注意しましょう。