ふと気づくと胸にしこりがあり、乳腺症と診断。念のため定期的な検査は継続中。

出産後、授乳も終わり、子育てにも少しずつ慣れてきたころ…
子供と寝ようと布団に横になったとき、子供が仰向けの私にのっかってきました。子供の腕が胸骨あたりに食い込み『いてて…』と何気なく胸のあたり全体をさすっていると、ふと左胸に小さな、小豆大くらいのしこりを１つ発見しました。
生理前も胸が張ることはありましたが、私の場合、たまたまみつけたそれは明らかに硬さが違いました。
石のような、、まさか乳がん？！と一瞬にして焦りがでてきました。
すぐに翌日近くの病院に電話をして予約。

1週間後受診し、まずは問診、その後エコーとマンモグラフィーをしました。
乳腺外来の経験豊富そうな男性医師に診てもらいましたが、エコーでは医師も『これかなぁ？うーん…はっきりとは写ってないね』と言われました。
マンモグラフィーは初めての体験でしたが、噂通り本当に胸がぺちゃんこになるくらい潰され、結構痛かったです。
検査が終わり着替えて30分程待ち、結果をききました。
名前を呼ばれたときは、癌と言われるのかとドキドキでした。
結果は乳腺症の可能性が極めて高いが、癌の可能性も捨てきれない。というスッキリしない診断でした。
一応マンモグラフィーの画像も見せて貰いました。『これがそのしこり（腫瘤）だね』と教えてもらっても素人目にははっきりとは分かりませんでした。

結局、生検を勧められ、その日のうちに予約をして帰りました。

1週間後、マンモトーム生検をしました。
事前に説明を受け、同意書にサインし、手術着に着替えました。
エコーをやった診察室とはまた違う、簡易的な手術室にとおされ、緊張が高まりました。
マンモトーム生検は太い針のようなものを胸に刺し、しこりの微量な組織をとり生理検査をします。
始めに麻酔をしたので、引っ張られるような感覚はありましたが痛みはありませんでした。傷口を二針縫う時間も含め、数十分で終わったあと、看護師さんが10分両手で抑え止血をしてくれました。
翌日消毒の為再度来院し、そのあとは1週間ほど自分で消毒、防水ガーゼの貼替えをしました。
マンモトーム生検から2週間程で結果が出るとのことでしたがその間は不安で仕方なかったです。
結論からいえば乳腺症ということでした。

半年後フォローでエコーしましたが、とくに問題ないとのことでした。しかし乳腺症と思っていたら癌だったという話もきくので、定期的に検査をうけています。（ちなみに最初に受診した病院の先生は説明がいつも分かりづらく、半年後に受けたエコー検査も、ちゃちゃっと軽くみて、もう大丈夫だね、という感じだったので、今は別の信頼できる病院で検査しています。）
エコーとマンモグラフィーで乳腺症と診断されても生検をしてなく、納得ができなかったり、少しでも不安があるなら生検や、セカンドオピニオンをした方がいいと思います。また定期的に診てもらった方が賢明です。