毛虫に触れた覚えはないのに毛虫皮膚炎。蕁麻疹のような湿疹が広範囲に出ました。 (写真あり)

【病気に気づいたキッカケや、その時の症状】

私の場合は左手首に３箇所、蕁麻疹のような痒みのある湿疹ができました。
何気なく掻いてしまったのですが、気がつくと数時間で左腕全体に湿疹が広がっていました。
初めは蕁麻疹だと思い、数時間で跡形もなく消えるだろうと考えて、もう夕方だったことから、一晩様子を見ました。
翌朝、湿疹は首から下の全身に広がっていました。
夜中も熱を持ってとても強い痒みで何度も目が覚めました。

【受診する病院をどのように選んだか】
これはおおごとだと思ったので、近所の皮膚科ではなく、かかりつけの少し遠い皮膚科にかかりました。こちらの先生は、原因・治療方法・今後の症状の経過・日常生活においての説明をしてくれることと、治療方法をいくつか提案してくれること、などからとても信頼しているので選びました。
当時０歳児の子供に授乳していたこともあり、その相談もしながら薬を選んだり、治療方法を選択してくれるからです。



【診察・検査の内容や診断の結果】

問診と症状を確認して、毛虫皮膚炎だと診断されました。
私は毛虫に触れたこともないし、近寄ってもいないと話しましたが、毛虫の毒針毛が風に飛ばされて洗濯物についたり、自分の体についたりすることで、知らないうちに触れてしまい、数日後に症状が出る人が多いとのことでした。


【病院で受けた治療や処方された薬の効果】
病院ではステロイドと、抗アレルギー薬の飲み薬と、塗り薬が処方されました。
掻くと治らないとのことでしたが、全身に広がっていたため、靴を履く事が掻いていることと同じになってしまい、当初の飲み薬（セレスタミン配合錠）ではまったく治まらず、二日後に再受診したところ、薬が変更になりました。
変更後の薬（リンデロン）を飲むと効果が徐々に現れはじめ、日を追うごとに良くなっていきました。


【参考になった書籍や雑誌、Webサイトなどの情報】
http://shimonagaya.com/kemunpasu.htm
http://fuwa-8750.com/728.html

【同じ病気を抱えている方へのアドバイスやメッセージ】
かなり見た目が痛々しく、跡が残るのではないかと心配でしたが、３週間ほどかかったものの、跡も残らずきれいさっぱり治りました。
服を着たり、靴を履いたり、塗り薬を塗ること自体も痒くてつい少し掻いてしまっていましたが、それでもちゃんときれいに治るので、安心してください。