発熱と首の腫れで風邪と誤診されやすい。大人になってからのヘルペス初感染。

私のヘルペス初感染は大人になってからでした。
家族が口唇ヘルペスを発症していました。

初めは発熱から始まりました。
３９．５℃前後の熱で、初めは風邪だと思い、一晩様子を見ました。
翌日になっても熱が下がらず、内科を受診し、念のため家族が口唇ヘルペスを発症していることも伝えましたが、発熱以外の症状がその時点でなかったことから、風邪と診断されました。

ところが、帰宅後、発熱から丸一日（２４時間以上）経過して、首の両側のリンパがぼっこり腫れてきました。
そして喉の奥が痛いというか、熱いような感覚になってきて、飲食に痛みが伴うようになってきました。

その後、症状が変わってきたことから再受診した結果、ヘルペス初感染時に見られる諸症状と合致し、抗ヘルペスウイルス薬（バルトレックス）が処方されました。

その後数日で解熱、首の腫れもおさまり、初感染の症状はなくなりました。

ただ、その後から口唇ヘルペスが生理前や予定が立て込んだりした時などに２ヶ月に２・３回ペースで発症するようになってしまいました。

症状が出てからでないと薬が処方できないと言われ、はじめのうちは症状が出る度に近所の皮膚科に行っていました。
医師が、予防的な投与はできないが、「５日分処方するので、めどがたったら薬を残しておき、次回前兆が出たら即服用するように」と勧めてくれました。
それを半年ほど繰り返していくうちに発症間隔が長くなり、今は２年数ヶ月発症していません。

ヘルペスはほとんどの人が初感染でも症状が出ずに、キャリアになるとのことで見過ごされやすいようですが、回りにヘルペスの人がいるときに風邪症状が出て受診する場合は、医師にその旨伝えるようにした方がよいと思います。