１年間の漢方薬の服用で精子が採取できました。無精子症は治療可能です。

結婚後、子どもを望んでいたので基礎体温などつけていました。婦人科へ別件で受診した際、見てもらうと体温に異常はなく正常に排卵しているだろうとのことでした。もちろん、詳しく検査してみないとわかりませんが、私は検査など案がえていませんでした。

しかし、夫がこの話を聞いて「原因は自分では」と考え、自発的に病院受診してくれました。男性にとって不妊症はプライドをひどく傷つける事実で、夫も勇気が必要だったと思います。近所の泌尿器科へ行くと、生きている精子がないことが判明しました。男性不妊を治療できる病院はまだまだ少なく、遠方の総合病院を紹介されました。無精子症と診断を受けました。

検査を重ねましたが、原因は見つからず漢方薬を処方されました。「ほうちゅうえきとう」という名前です。
虚弱体質に効果のある漢方薬でふつうに薬局でも購入できる薬です。これを１年以上、服薬した結果、少量ですが生きた状態の精子を採取できました。

タイミング法や体外受精は難しい量です。しかし、精子は１個でも生存している物を採取できれば、顕微授精が可能です。今後、無精子状態に戻る可能性が高い為、凍結保存してもらっています。
女性不妊の治療は近所の病院でもできたので、転院して現在も治療を続けています。