Caloo(カルー) - 原因不明で重度の妊娠中毒症になり、突然の入院。早産で極小未熟児を出産。 : 病気体験レポート
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原因不明で重度の妊娠中毒症になり、突然の入院。早産で極小未熟児を出産。

こいしまキジトラくん  (40歳代・女性)

581views 2016年08月25日投稿 0votes 0comments

初産にて栄養管理も気を付け運動も適度に続けていました。
時々、お腹が張る感じでしたが担当医からは「ままある事」とウテメリンを気休めに出されていた程度でした。

そしていつも通りに8か月の検診日、体重も規定内の増加で我ながら頑張ってるなと病院にてエコーで見て貰い、終了の時に「少しお腹が張る気がします」といつも通りに、たあいない不安を告げると、先生も「気のせいでしょうが…」といいつつ機械でお腹の張りを調べた結果、突然先生が「陣痛が5分間隔できている!!緊急入院です」と、その場で入院となってしまいました。勿論、荷物も何もなく、後から家族に持ってきて貰いましたが、突然の出来事に何が何だか理解不能のままに絶対安静。

そして、その晩に破水でした。看護婦に伝えましたが夜間にて先生がいないので、そのまま待つようにと言われ、朝になって先生が診察してくれた所、早期破水にてなんとか赤ちゃんの顔の部分だけ羊水が残っている状態。
ともかく、危険だという事でNICUがある病院に転院となりました。

救急車で運ばれつつも自分に起こった出来事が理解できなかったです。
痛みも何も今まで通りなのに、頑張ったのに突然の周囲の激変でした。

転院先で色々と検査され、超絶対安静という、首すら動かしてはいけない、光もダメでカーテンを閉められ、トイレも寝たままで24時間3種類の点滴にて足にまで点滴をされるという生活が一週間でした。
ともかく少しでも赤ん坊をお腹で育てる事を選択しました。
母子共に危険大にて沢山の書類に家族がサインをしているのが横目で見えました。
遺書も書きました。ともかく赤ん坊だけでもと日に何度もくる先生に言うと
「母子共に救います」と力づけてくれました。

言われたのは重度の妊娠中毒症にて原因不明。母体と赤ん坊の共に、どこまで保てるかギリギリまで粘ってからの出産と言われました。
そして超絶対安静から一週間にて私の血圧が230.180となり、母体の危険という事で早産ですが出産となりました。

帝王切開も同時に準備され、促進剤も打たれ、万が一の為に家族も全員呼ばれていました。
看護婦さんも10人近くいて先生もそれぞれ何人もいる大掛かりなもので、私は錯乱防止にと手足を拘束されて酸素マスクと心音の機械をつけられての出産です。
ともかく必死で記憶が薄いですが、赤ん坊だけでも助けて欲しいと頑張りました。

途中で意識を失い、何度も看護婦長さんに頬を叩かれました。
生まれた時はともかく「無事ですか!!」と聞くと先生は「元気ですよ!!」と一目みせてくれました。なんとか1407gの娘を産み、一か月、娘はNICUに入院しました。
私も腎臓等に負担をかけたために入院が長引きました。

3年間毎月、障害の可能性が高い為に通院しましたが、母子ともに何事もなかったのは病院の方々のおかげです。
当時の私は本当に模範的で今まで健康体でした。
妊娠は突然の体の変化で想定外の危険があります。

だからこそ、ほんの少しの不安でも先生に怒られてでもいいです告げて欲しいです。
私はあの時に何も言わず帰宅していたらと思うとゾッとします。

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