排便時の鮮血に驚かされた内痔核

数年前の事ですが、排便後に便器の水が鮮血で真っ赤に染まっていました。

それまでも時々は、固い便の時などに排便時に痛みがあったり、肛門が切れたことによりトイレットペーパーに付着する程度の出血はありましたが、基本的に、あまり便秘はしない方で毎日快便な方でしたので、そのような事も年に数回態度のことです。

その時も、排便もスムーズで痛みもなかったにも関わらず、便器を真っ赤にするほどの鮮血で、しかも、肛門を拭くとペーパーには、ベッタリと大量の鮮血がつきましたので、
とても驚きました。

すっかり大腸がんか何かだと思い、青ざめて病院に駆け込んだところ、「内痔核」との診断でした。

内痔核は、いわゆる「いぼ痔」のことで、歯状線といわれる肛門から２センチほど奥にある肛門上皮と直腸粘膜の境界線の部分から、直腸側にできたいぼ痔を内痔核というそうです。

直腸は知覚神経がきていないので痛みを感じず、粘膜で覆われているため、もろく出血しやすいのだそうです。

ちなみに、歯状線より肛門側にできたいぼ痔は外痔核というそうです。

診察は、肛門から出口付近を機器を挿入して、検査をしたように記憶しています。
とにかく恥ずかしい思いばかりであまり覚えてはいませんが…

大腸がんなど大病を患ったと思っていたため、痔との診断で、安心したことはもちろんですが、なにか拍子抜けした思いでしたが、この内痔核も悪化すると、いぼが大きくなり肛門の外に出てしまったりして、痛みが伴うようになるそうですので、早めの治療が良いそうです。

治療は確か座薬を処方してもらった記憶があります。