池上コスモス皮膚科

当院では、皮膚科専門医として様々な皮膚疾患を治療しております。

■かゆい疾患
アトピー性皮膚炎、じんましん（蕁麻疹）、皮脂欠乏性湿疹、虫刺されなど。アレルギーの血液検査も可能です。（結果が出るまで1週間ほど、保険適応）

■痛みのある疾患
帯状疱疹、蜂窩織炎（ほうかしきえん）、うおのめ・たこ、炎症性粉瘤

■うつる疾患
いぼ（尋常性疣贅）、水虫（足白癬）、爪白癬

■皮膚のできもの
ほくろ、脂漏性角化症、ニキビ（尋常性ざ瘡）

■その他
乾癬、円形脱毛症、重症腋窩多汗症

■治療
ボトックス治療（保険適応になるかは診察してからの判断となります）、エキシマランプ（持病をお持ちの方など一部使用できないケースがあります）

当院では、乳児湿疹、アトピー性皮膚炎、オムツかぶれ、とびひなどの疾患を主に治療しております。

■乳児湿疹
低刺激性の洗剤を用いて1日1回しっかり洗い流すことが必要です。また、乾燥部には保湿剤外用を、皮膚の炎症がみられる場合は非ステロイド系の抗炎症薬、weakクラスのステロイド外用剤を使用します。

■乳児アトピー性皮膚炎
治療はスキンケア、環境を整備すること、薬物治療の3点があげられます。特に一旦よくなった後にステロイドを中止し再発してしまうお子様が多いので、当クリニックではプロアクティブ療法（※）を積極的にお勧めしています。

※プロアクティブ療法
皮疹が改善した後も、ステロイド外用剤やタクロリムス外用剤を急に中止するのではなく、週に2－3回定期的に使用することで、再発、再燃、急性増悪を防ぎ、皮疹の改善状態を維持する療法です。

■オムツ皮膚炎（オムツかぶれ）
治療は軽い赤みだけの時にはワセリンや亜鉛華単軟膏を用いて保護します。赤みが強い場合やただれが起きている場合は、weakクラスのステロイド外用剤やアズノール軟膏を用います。

■とびひ
治療は感染した細菌の種類によって抗菌薬を使い分け、また適した外用剤を使用します。シャワーや石鹸での洗浄で患部を清潔に保ち、家ではタオルや衣類、シーツなどの共用は避けてください。

当院では、イボ（脂漏性角化症）やほくろの炭酸ガスレーザー治療、シミ治療、AGA治療を中心に行っております。

■シミ治療
ダーモスコープによるシミの診断を行ったうえで、5％ハイドロキノン・0.05%トレチノインクリームを処方するようにしています。

■イボ・ほくろ治療
炭酸ガスレーザーをほくろやイボなどに照射し、その細胞内の水分と反応して熱エネルギーに変換させ、患部の組織を蒸散、蒸発させます。

■AGA治療
男性型脱毛症の原因である、DHTの産生を抑える内服薬、プロペシアを処方し、男性型脱毛症の進行を抑えています。

◆多汗症とは
多汗症は、汗が通常よりも多く出ることにより不快感があったり、日常生活に支障が出てしまう疾患です。また、多汗症には種類があり、それに合わせた治療を行うことができます。

◆当院での治療
多汗症の症状・種類をみきわめ、ご自身の希望を伺いながら治療法をえらびます。保険適応される治療法も用意がありますので、おひとりで悩まずはお気軽にご相談ください。

◎原発性腋窩（えきか）多汗症
明らかな原因がないにも関わらず、両側の腋窩（えきか：わきの下）からの発汗が過剰な状態をいいます。いくつか対応している薬がありますが、当院では、塗布の手間も少なく効果も出やすい「エクロックゲル」の外用をお勧めしています。

◎掌蹠（しょうせき）多汗症／手足多汗症
手のひら・足の裏にたくさんの汗をかく症状のことです。精神的な緊張が影響し、ストレスやQOLの低下に繋がってしまいます。当院では「水道水イオントフォレーシス」を導入しております（保険適応）。手のひらや足の裏を水道水の入った容器に20分ほど浸し、微弱な電流を流して発汗を抑制する治療法です。定期的な受診が必要にはなりますが、目立った副作用もない安全な治療法です。