診療案内
QEEG検査
従来の精神疾患領域では、医師による問診がメインで、診断基準は医師の経験値や主観に任せるしかありませんでした。QEEG検査は医師の主観に頼らず、可視化されたデータを元に客観的な診断が可能です。
ADHDやASD(自閉症スペクトラム、アスペルガー症候群)を疑っている方に対して、一般の方の脳の状態と比較し、どういった違いがあるのかを視覚的に説明することができます。
精神疾患領域における脳のMRI検査のようなイメージです。
TMS治療
TMS(経頭蓋磁気刺激)治療とは、反復経頭蓋磁気刺激法(repetitive Transcranial Magnetic Stimulation)を略したもので、厳密にはrTMSと言います。
8の字コイルという特殊な刺激コイルを用いて、頭の外側から大脳を局所的に刺激して脳血流を増加させ、脳機能を正常な状態に戻すことが可能です。
DMNの過活動を抑制し、CENとのバランスを取ることによって目の前のことに集中できるようになり、うつ症状や不安症状の改善につながります。
TMS治療によって、ごちゃごちゃと色々なことを考えてしまって収拾がつかなくなっている状態を整理するようなイメージです。
◆TMS治療の適応症
発達障害(ADHD・ASD)
睡眠障害
不安障害
パニック障害
摂食障害
強迫性障害
うつ病
双極性障害
PTSD
<TMS治療をおすすめする方>
TMS治療は基本的に保険適応外の治療のため、精神疾患を持っているからといって全員におすすめというものではありません。しかし、治療効果の高さや副作用の少なさから、以下のような方にはおすすめです。
・長年薬物療法を行っているが効果が見られない方
・薬物による副作用が強く出てしまう方
・妊娠を検討しており、薬を飲みたくない方
・なるべく早く改善したい方
・働きながら、通学しながらでも治療を進めたい方
発達障害
知能検査外来、感覚過敏・HSP外来、学習障害外来、自閉症スペクトラム外来、ADHD外来をおこなっております。
当院では、子ども~大人を対象に治療を行っています。
その中でも特に、
他の病院で治療を受けているけどなかなか改善しない
お薬が効きにくい、もしくは副作用が強くて治療が難しい
といった方に対し、QEEG検査やTMS治療といった最先端医療を導入して治療を行っています。
◆知能検査(WAIS-Ⅳ/WISC-Ⅳ)外来
WAIS-Ⅳ(ウェクスラー成人知能検査)やWISC-Ⅳ(児童向けウェクスラー式知能検査)といった最新版の知能検査を受けることが可能です。
・自分の知能指数(IQ)を知りたい
・自分の得意不得意を理解したい
・発達障害の傾向があるのかを明らかにしたい
・MENSA入会判定用の結果証明書がほしい
などのお悩みやご希望がある方は当院にご相談ください。
◆感覚過敏・HSP外来
子ども~大人の感覚過敏・HSPの改善・治療を行っています。その中でも特に
・発達障害の疑いもある
・感覚過敏やHSPの特性が原因で生きづらさを感じ、気分の落ち込みを感じる
といった方に対し、QEEG検査やTMS治療といった最先端医療を導入して治療を行っています。
◆学習障害(LD)外来
学習障害は、理解のある環境では問題にならないこともありますが、知的能力に問題がないのに読み書きや計算が極端に苦手なため、友人にからかわれたり先生に叱られたりして自信を失ってしまうことがあります。
それにより、うつ症状が出たり、不登校や引きこもりになってしまうこともあります。これを二次障害と呼びます。
当院では、子ども~大人の学習障害(LD)の改善、二次障害の治療を行っています。
◆自閉症スペクトラム外来
発達障害の中でもコミュニケーション能力の困難やこだわりの強さといった特徴のある「自閉症」「高機能自閉症」「アスペルガー症候群」を総称した名称です。当院では、子ども~大人の自閉症スペクトラム障害の治療を行っています。
◆ADHD外来
日常生活、社会生活が全く送れないというわけではありませんが、何度も同じミスで注意されたり、他の人が普通にできることができなくて自信を失ってしまうことがあります。 こういった症状が強く、生活に支障が出てお困りの場合はADHD(注意欠陥多動性障害)と考え、治療をしたほうが良いです。子ども~大人のADHDの治療を行っています。
睡眠障害
過眠・ナルコレプシー外来、不眠症外来をおこなっております。当院では、子ども~大人を対象に治療を行っています。
その中でも特に、
他の病院で治療を受けているけどなかなか改善しない
お薬が効きにくい、もしくは副作用が強くて治療が難しい
といった方に対し、QEEG検査やTMS治療といった最先端医療を導入して治療を行っています。
◆過眠・ナルコレプシー外来
・夜しっかりと寝ているのに日中に強い眠気を感じる
・突然身体の力が入らなくなってしまう
・居眠りをしたあと、すっきりしない
こういった症状があると、日常生活に大きな支障が出ます。症状にお困りの場合は過眠症やナルコレプシーと考え、治療をしたほうが良いです。
また、上記のような症状は発達障害の方に多く見られます。そのため、発達障害の可能性も含めて検査や治療を行うことが重要です。
◆不眠症外来
・なかなか眠りにつけない
・眠ったのに何度も目が覚めてしまう
・起きる予定時間の2時間以上前に起きてしまう
・十分な睡眠時間を取っているのに眠った気がしない
このような症状にお悩みの方は多いです。
こういった不眠の症状は我慢してしまう人も多いですが、日常生活に支障をきたすようであれば専門機関での治療が必要です。
神経症性障害
解離性障害外来、強迫性障害外来、不安障害外来をおこなっております。当院では、子ども~大人を対象に治療を行っています。
その中でも特に、
他の病院で治療を受けているけどなかなか改善しない
お薬が効きにくい、もしくは副作用が強くて治療が難しい
といった方に対し、QEEG検査やTMS治療といった最先端医療を導入して治療を行っています。
◆解離性障害外来
・ある特定期間の記憶がなくなる
・深夜徘徊をする
・身体が動かなくなる
・身体が自分のものではない感覚になる
このような症状は、解離性障害(転換性障害)と考え、治療をしたほうが良いです。
解離性障害は社会生活に支障をきたすことが多いですが、本人が症状を自覚しにくいという特徴があります。
◆強迫性障害外来
・意味がないと分かっていても頭から離れない事がある
・無駄だと分かっていて何度も同じ行動を繰り返してしまう
こういった症状が強く、生活に支障が出てお困りの場合は強迫性障害と考え、治療をしたほうが良いです。
◆不安障害外来
・予期しない発作が起こる
・特定の場所や状況を恐れ、避けてしまう
・漠然とした不安が持続する
・理由もなく落ち着かない
このような症状に悩んでいる方は意外と多いです。
日常生活に支障が出ているようであれば、パニック障害や全般性不安障害として医療機関で治療する必要があります。
摂食障害
過食症(神経性大食症)外来、拒食症(神経性やせ症)外来をおこなっております。当院では、子ども~大人を対象に治療を行っています。
その中でも特に、
他の病院で治療を受けているけどなかなか改善しない
お薬が効きにくい、もしくは副作用が強くて治療が難しい
といった方に対し、QEEG検査やTMS治療といった最先端医療を導入して治療を行っています。
◆過食症(神経性大食症)外来
・大量の食べ物を一気に食べようとしてしまう
・食欲がコントロールできない
・食べ物やカロリーのことばかりを考えてしまう
・食べた後に罪悪感に陥る
食欲をコントロールできず、無茶な食べ方をした後に猛烈な自己嫌悪に陥ったりするようであれば、過食症(神経性大食症)と考え、治療をしたほうが良いです。
◆拒食症(神経性やせ症)外来
・自分の体重が気になって仕方がない
・鏡に映る姿を何度もチェックする
・明らかに痩せているのに、太っていると思っている
誰しも自分の体型や体重が気になるものですが、体重が増えることを極端に恐れ、食事を取らずに体調を崩してしまう状態が続いているようであれば、拒食症(神経性やせ症)と考え、治療をしたほうが良いです。
うつ・双極性障害
受験うつ(受験生)外来、双極性障害(躁うつ病)外来、うつ病外来をおこなっております。当院では、子ども~大人を対象に治療を行っています。
その中でも特に、
他の病院で治療を受けているけどなかなか改善しない
お薬が効きにくい、もしくは副作用が強くて治療が難しい
といった方に対し、QEEG検査やTMS治療といった最先端医療を導入して治療を行っています。
◆受験うつ(受験生)外来
・テストの際に過剰に緊張してしまう
・受験失敗が不安になってしまう
・勉強が手につかない
受験シーズンになると、こういったお悩みを抱えるお子さまが増えます。親御さんも、勉強に身が入らないお子さまを見て不安に感じることもあるでしょう。
受験はお子さまにとって人生初の試練であり、緊張やストレスがかかるのは無理もありません。しかし、過度な不安やストレスを感じている場合は、うつ病として治療を行ったほうがいい場合があります。
◆双極性障害(躁うつ病)外来
・ネガティブ思考が続く
・何もやる気が起きない
・集中できない
このような症状にお悩みの方は多いです。日常生活、社会生活が全く送れないというわけではありませんが、こうした症状が長く続いたり、日常生活を送るのが困難なほど症状が重い場合は双極性障害(躁うつ病)と考え、治療をしたほうが良いです。
◆うつ病外来
・ネガティブ思考が続く
・何もやる気が起きない
・集中できない
このような症状にお悩みの方は多いです。日常生活、社会生活が全く送れないというわけではありませんが、こうした症状が長く続いたり、日常生活を送るのが困難なほど症状が重い場合はうつ病(大うつ病性障害)と考え、治療をしたほうが良いです。
PTSD・適応障害
愛着障害外来、適応障害外来、PTSD外来をおこなっております。当院では、子ども~大人を対象に治療を行っています。
その中でも特に、
他の病院で治療を受けているけどなかなか改善しない
お薬が効きにくい、もしくは副作用が強くて治療が難しい
といった方に対し、QEEG検査やTMS治療といった最先端医療を導入して治療を行っています。
◆愛着障害外来
・傷つきやすい
・怒ると建設的な会話ができない
・0か100かでしか考えられない
・人との距離感がうまく取れない
上記のような症状にお悩みの方は多いです。
愛着障害は子ども時代に発症するものと考えられていますが、治癒しないまま大人になり、症状が続くことがあります。しかし、大人の愛着障害は自覚されていることが少なく、なぜか対人関係がうまくいかないと悩んでいる場合が多いのです。子どもの愛着障害と同様に、適切な治療を通して症状の改善を図る必要があります。
◆適応障害外来
・過度な不安を感じる
・すべてのことを悲観的に捉えてしまう
・無断欠勤、過剰飲酒など、異常行動を取ってしまう
・会社や学校に行こうとすると頭痛や腹痛に襲われる
適応障害は、特定の状況や出来事が耐え難いほど辛く感じられ、気分や行動に症状が出るものです。
ストレスは誰しも感じるものですが、それが本人にとって重大で、日常生活に支障をきたすレベルである場合は適応障害として治療を行ったほうが良いでしょう。
◆PTSD外来
・フラッシュバックや悪夢を見る
・過去の嫌な出来事を何度も思い出してしまう
・別のことをしていても嫌なことが頭に入ってくる
PTSD(心的外傷後ストレス障害)は、命に関わる出来事や大きなショックを受ける場面に遭遇したときに強い恐怖を感じ、それがトラウマとなって持続してしまう病気です。
その他の症状
認知症外来、自傷行為外来、引きこもり・不登校外来、パーソナリティ障害外来、PMS/PMDD外来をおこなっております。
その中でも特に、
他の病院で治療を受けているけどなかなか改善しない
お薬が効きにくい、もしくは副作用が強くて治療が難しい
といった方に対し、QEEG検査やTMS治療といった最先端医療を導入して治療を行っています。
◆認知症外来
高齢化が進み、認知症になる方も増加傾向にあります。軽度の症状のうちは問題になることはありませんが、症状が進行すると理解力や判断力の低下が顕著になり、社会生活や日常生活に支障が出るようになります。
認知症には根本的な治療法がありません。しかし、薬物療法やTMS治療によって進行を遅らせたり、症状を軽くしたりすることができます。
◆自傷行為(リストカット)外来
自傷行為は思春期後期~20代前半の若者に多く見られる症状で、特に女性に多いとされています。死にたいという思いから自傷行為をするのではなく、一時的なつらさを回避するための手段として行われます。
死に至る行為ではないとはいえ、自傷行為の程度がすぎると死に至ることもあります。また、リストカットなどでできてしまった傷跡を消すのは時間もお金もかかります。
軽く考えず、自傷行為に至る原因の根本的な治療を行うことが重要です。
◆引きこもり・不登校外来
引きこもりや不登校にお悩みの方は多いと思います。
原因は人それぞれのため特定が困難ですが、背景に発達障害の特性や生きづらさが関係していることもあります。発達障害の治療を行うことで社会生活を送るうえでの困りごとを解消し、引きこもりや不登校から抜け出せることがあるため、正確な診断と適切な治療をするべきです。
◆パーソナリティ障害外来
考え方や行動が周囲と大きく異なり、コミュニケーションが取れなかったり、人間関係をうまく築けない場合があります。生活に大きな支障が出ないケースもありますが、その状況に大きな苦痛を感じていて、生きづらさを抱えているようであればパーソナリティ障害の可能性があります。
また、こうした生きづらさが原因でうつ病や不安障害などの精神疾患を発症することもあるため、早めに治療を開始して症状や考え方を改善し、生きづらさを解消していくと良いでしょう。
◆PMS/PMDD外来
月経前には多くの女性が心身の不調を感じます。症状が出る時期が毎月把握できるとしても、症状を緩和して生活に支障が出ないように治療をしたほうが良いです。
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