医療法人社団修恵会新小平クリニック の口コミ・評判

2009年頃から2022年までの10年以上夫がお世話になりました。通院期間も長いので長文です。

精神的なものから来る嘔吐や市販薬依存がきっかけで受診しました。
先生は患者の話を親身に聞いてくれて、薬を処方してくれました。

途中、良くなった時期もありましたが、最終的には、仕事は全くできない状態が2年続き、1日中家の中でゲームなどする生活で体重は40キロくらい増え、糖尿気味、高血圧など精神疾患以外の問題も抱える状態となりました。
定期的にオーバードーズで救急搬送され一命を取り止めることも繰り返していました。

2022年夏、新小平クリニックから出されている処方薬のオーバードーズをやってしまいました。まずはかかりつけ医に、と思い車で30分かけて新小平クリニックに行きました。
オーバードーズにより発熱していたため受診でず、自宅に帰り救急車を呼ぶように言われました。診てもらえる病院を紹介してもらいたかったけれど、それもしてもらえませんでした。

他院で受診でき、その後はまた新小平クリニックに戻りました。
ある日、たまたま電話診察になり、その会話を妻である私が耳にする機会がありました。
先生は夫の話を聞き、寄り添う発言の中で家族を否定していました。
この会話を聞き、これでは周りとうまくやっていくことができないのは当然だ、とわかりました。
患者はその場では楽に感じるかもしれないけれど、根本的解決に向かうことはできません。

10年以上、悪くなり続け、薬も増え、それでも良くなるだろと信じて通い続けましたが、この診察がきっかけで、転院することに決めました。

2022年11月に転院し、1年半です。
新小平クリニックでは適応障害から鬱病と診断されていましたが、新しい病院では双極性障害との診断でした。
転院して調子が良くなり始め、少しずつ家事をするようになりました。100キロ近くあった体重も70キロくらいまで戻りました。
2024年3月、ついに仕事に復帰しました。まだフル出勤ではなく、負荷がかかると調子を落とすので油断できませんが、今の病院と薬は合っているようです。

新小平クリニックでは、患者の望む薬を出してくれ、夫は気に入って通っていましたが、治ることはなかったです。
もっと早く良い病院に出会って転院できたら、夫自身も家族も違う人生だったと思います。