国立研究開発法人国立成育医療研究センター の口コミ・評判

10年前、息子が未熟児で生まれ、脊髄と泌尿器の疾患で手術が必要と言われ、出産した大学病院からこちらの病院を紹介されました。

泌尿器科と脳神経外科に同時にかかりましたが、どちらの主治医も日本ではとても有名な小児専門の外科医で、先かかっていた大学病院の先生より診断や病気の説明が明確で、数倍信頼できました。

まず医師、看護師、スタッフの全員が子供の扱いに慣れていて、とても子供に優しいです。
ＭＲＩ、レントゲンなどの画像検査も子供がおとなしく検査を受けれるようにいろいろ工夫をされていて、たいていの場合は好きなアニメのＤＶＤを観ながら検査をしてくれます。

重篤な病気を持って苦しんでる患者そしてその親は、外来の診察や入院、手術などの不安でいっぱいなのですが、その不安をを多少なりとも解消するための努力が病院中でなされていると思います。

院内はとても綺麗で、小さい子供が遊べる場所や、見晴らしの良いレストラン、カフェ、売店、パン屋さんと、待ち時間が長い外来でも子供が飽きずに待てる工夫がされています。

外来の場合、昔はＰＨＳによる診察の呼び出しでしたが、今は院内にいくつか設置されているのモニターで、受付番号の表示による呼び出しになっています。
また自分の携帯やスマホでＱＲコードを読ませて診察前になると呼び出してもらうというサービスもあるのでとても便利です。

ひとつ欠点を言うなら、外来診察の待ち時間が長いということ。
予約をしているのですが、それでもどれくらい待つか予測ができないです。

私は電車で一時間ほどかけてこちらの病院に通っていますが、こういう小児病院が自宅の近くにあると本当に安心できると実感しています。