不整脈の一種、WPW症候群でカテーテル手術→うまくいかず。
sabaneko
(60歳代・女性)
小学校の頃から、いきなり頻脈になり、心臓がバクバクすることがありましたが、町の医者に行って心電図を取っても原因がわからず、ずっとそのまま放置していました。
発作といっても、たまにですし(年に1~2回あるかどうか)、足を上にして寝ているといきなり元に戻って、その後は何でもなかったからです。
WPW症候群という病名が判明したのは、会社の検診を受けてから。心臓は心室・心房をポンプのように収縮させて血液を体中に送り出していますが、心臓を収縮させているのが心電という電気のルート。このルートにバイパスがあって、ちょっとしたきっかけで心電がバイパスにまわり、頻脈になるというのがWPW症候群、いわゆる不整脈の一種です。
病名は判明しましたが検診でも要観察ということで、すぐに処置する必要はないようでしたので、ずっとそのままにしてありました。ところが、最近になって不整脈が原因の脳梗塞は重傷になることが多いと聞いたため、気になって訪れたのが葉山ハートセンターでした。
以前からカテーテル手術で比較的簡単に治療ができ、治癒率も97%とか98%と言われていましたし、体力のあるうちに手術を受けた方が良いと思って、2か月後に手術。ところが、結果は手術ではうまくいきませんでした。
バイパスのある位置が正規の心電のすぐそばにあって、焼切ることができないというのがその理由でした。
お金と入院期間5日間をかけてもWPW症候群から解放されることがなく、がっかりしましたが、別に病院の技術のせいではないので、仕方ないと思っています。
WPW症候群の手術は実際に人工的に発作を起こさせて、バイパスの場所を探るのだそうですが、実際に手術をしてみないとバイパスの場所がわからないそうなのです。
今後、WPW症候群で手術を受ける方は、当たり前ですが治癒しない3%の方に入る可能性も考えて、手術に踏み切った方が良いと思います。
自分としては、現在も発作の回数は少ないですし、これから長く付き合う病気なので、定期的に診てくれる主治医ができたとプラスに考えています。
WPW症候群に関連する病気体験レポート
-
私は中学高校と陸上部で長距離をやっていたのですが、練習中に突然胸が苦しくなり、脈が一気に早くなることがありました。 そうなるともう動けなくなってしまうのですが、暫く休むともとに戻るといった...47views フラワリング ドッグウッド141 2017年07月11日投稿 0votes 0comments
-
2年ほど前に、突然動悸発作がありました。胸に手を当てると、心拍数が200回を超えていて胸の不快感が続きました。1回目の発作は1分ほどで終わったのですが、1か月後に2回目の発作が起きて、その時...145views Ojyo1 2016年09月29日投稿 0votes 0comments
WPW症候群に関連する病院口コミ
-
2016年6月20日WPW症候群の為入院、入院当日夕方5時半からカテーテルアブレーション手術、3時間5.0 デジヒ 公益財団法人 山梨厚生会山梨厚生病院(山梨県 山梨市)
-
[症状・来院理由] お昼くらいから発作(不正脈)が起こり、自分なりの対処法があったので実行していま5.0 杏 自治医科大学附属病院(栃木県 下野市)
-
小学校入学時の心電図健診でひっかかり、WPW症候群という不整脈の検査で年1回お世話になっていました。4.5 みるく よいこの小児科さとう(新潟県 新潟市中央区)
-
主人が健康診断の心電図で引っかかり受診しました。 来院し心電図をとり、その後すぐに病名を教えて4.0 みみ 西原医院(静岡県 富士宮市)