Caloo(カルー) - 不整脈の一種、WPW症候群でカテーテル手術→うまくいかず。 : 病気体験レポート
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不整脈の一種、WPW症候群でカテーテル手術→うまくいかず。

sabaneko  (60歳代・女性)

1,047views 2015年03月06日投稿 2votes 0comments

小学校の頃から、いきなり頻脈になり、心臓がバクバクすることがありましたが、町の医者に行って心電図を取っても原因がわからず、ずっとそのまま放置していました。
発作といっても、たまにですし(年に1~2回あるかどうか)、足を上にして寝ているといきなり元に戻って、その後は何でもなかったからです。
WPW症候群という病名が判明したのは、会社の検診を受けてから。心臓は心室・心房をポンプのように収縮させて血液を体中に送り出していますが、心臓を収縮させているのが心電という電気のルート。このルートにバイパスがあって、ちょっとしたきっかけで心電がバイパスにまわり、頻脈になるというのがWPW症候群、いわゆる不整脈の一種です。

病名は判明しましたが検診でも要観察ということで、すぐに処置する必要はないようでしたので、ずっとそのままにしてありました。ところが、最近になって不整脈が原因の脳梗塞は重傷になることが多いと聞いたため、気になって訪れたのが葉山ハートセンターでした。
以前からカテーテル手術で比較的簡単に治療ができ、治癒率も97%とか98%と言われていましたし、体力のあるうちに手術を受けた方が良いと思って、2か月後に手術。ところが、結果は手術ではうまくいきませんでした。
バイパスのある位置が正規の心電のすぐそばにあって、焼切ることができないというのがその理由でした。

お金と入院期間5日間をかけてもWPW症候群から解放されることがなく、がっかりしましたが、別に病院の技術のせいではないので、仕方ないと思っています。
WPW症候群の手術は実際に人工的に発作を起こさせて、バイパスの場所を探るのだそうですが、実際に手術をしてみないとバイパスの場所がわからないそうなのです。
今後、WPW症候群で手術を受ける方は、当たり前ですが治癒しない3%の方に入る可能性も考えて、手術に踏み切った方が良いと思います。
自分としては、現在も発作の回数は少ないですし、これから長く付き合う病気なので、定期的に診てくれる主治医ができたとプラスに考えています。

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    5.0 デジヒ 公益財団法人 山梨厚生会山梨厚生病院(山梨県 山梨市)
  • [症状・来院理由] お昼くらいから発作(不正脈)が起こり、自分なりの対処法があったので実行していま
    5.0 自治医科大学附属病院(栃木県 下野市)
  • 小学校入学時の心電図健診でひっかかり、WPW症候群という不整脈の検査で年1回お世話になっていました。
    4.5 みるく よいこの小児科さとう(新潟県 新潟市中央区)
  • 主人が健康診断の心電図で引っかかり受診しました。 来院し心電図をとり、その後すぐに病名を教えて
    4.0 みみ 西原医院(静岡県 富士宮市)

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