おなかの中にぼこっとした「何か」があるな、と触るたびに気にはしていたものの、他に腹痛も月経の異常もなかったのですが、婦人科の定期健診で、のう腫のようなものがあるから大きな病院で検査したほうが、と紹介状をいただきました。
順天堂大学医学部附属練馬病院で検査の結果、6~7cmの腫瘍を発見。このまま様子を見る人もいるが、この大きさだと捻転を起こしたとき激痛で苦しむことになるかも、と手術を勧められました。
ただ、手術は予約が一杯で数ヶ月待ちだということと、自宅からの交通の便も考え、結局東京女子医科大学東医療センターにお世話になることになりました。
腹腔鏡手術ということでしたが、その頃腫瘍はもう少し大きくなっていたので、場合によっては開腹手術に変更になるかも知れないと言われつつ、摘出手術へ。幸い開腹はせず、そして悪性でもなく、一週間の入院で済みました。
卵巣のう腫ですと、腹痛などの症状があると思っていたのですが、何もなかったので、病気をしたという意識もあまりなく…一週間、3食昼寝つきのお休みをいただいたような気分でした。
とはいえ、術後はなかなか熱が下がらず、退院も予定より数日遅れましたし、手術跡の痛みにもしばらく苦労しました。