Caloo(カルー) - 定期的に受診していた左足の親指の傷から、 命を落とす壊死性筋膜炎になりました。 : 病気体験レポート
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定期的に受診していた左足の親指の傷から、 命を落とす壊死性筋膜炎になりました。

ミッドナイトブルー604   (70歳代・男性)

75views 2018年07月23日投稿 1votes 0comments

大学付属病院の 形成外科で 左 足の親指の 傷を定期的に見てもらっていて 外来当日に 異常なくてもう大丈夫ですよ と言われて家に帰って その夜中に 40°近い熱が出て 大学附属病院の救急外来を 受診した
その時は まだ意識はあったけど 血圧低め その後意識がなくなった

これから 書くことは 後になって聞いた話 壊死性筋膜炎、 平たく言えば 殺人バクテリア

意識がなくなって その後 血液検査 白血球 4万5千 CRP 32 血圧上が38 下は測れなかった

すぐに救命救急センターへ 運ばれて 呼吸も自分ではできないので 挿管 されて人工呼吸器が付けられた
血液データもさらに悪くなり 白血球 9万 CRP 60 血液検査とか 血液培養の結果で 壊死性筋膜炎と診断され 意識がなくなって三日目に 緊急の左足の このところのばい菌を 洗い流す 手術をすることになった

医師からは「最悪 膝から下切断の 可能性もあります」 と言われた

手術が無事終わって 安心したのもつかの間 敗血症から 多臓器不全になって 急性腎不全で 緊急の 人工透析が始まった 一週間経っても意識が戻らず 女房が看護師なので もうだめだろうと心の中でお別れをした

そしたら その後 2日経ってから 回復が始まって 10日間で 人工透析も 人工呼吸器も 外され 左足の甲の 皮膚移植のために 特殊なフィルムを 一週間に一回 全身麻酔をかけて 交換をして 20日間 救命救急センターに 入院して一般病棟に降りて 2ヶ月間入院して やっと 左の足の甲の皮膚移植ができるようになったので 形成外科の ドクターが 皮膚移植をする時に「 80%つけば成功です 」と説明を受けたけど実際に手術をして 20日間そのままにしといて 包帯を取った結果 運よく100% 皮膚移植に成功した

大学の 高度救命救急センターと 担当したドクターのおかげで命拾いをした
実際に 敗血症と多臓器不全を同時に併発して生還する確率は 20%前後 と言われている 入院している時の主治医に 通院の時 もう大丈夫です と言われたけど 「誤診なんですか」 と言ったら 壊死性筋膜炎「その傷から 壊死性筋膜炎を 疑うことは 難しい」との回答を得た

たったちっちゃな足の傷から 思わぬ 方向に 行くとは 本当に驚いた
皆さんも気をつけないと僕みたいに なる可能性は低いけど 否定はできないと思います

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