閉じる
メニュー

産後にサイズが大きくなっていき、卵巣嚢腫の腹腔鏡手術を受けました。

ぼたん960  (40歳代・女性) 2018年03月17日
1,536views 0 1
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
病気
卵巣嚢腫

1人目の妊娠中に、卵巣が腫れていると言われ、産後も経過観察をしていました。産後もサイズが大きくなっていくため、捻転する前に切った方が良いとのことで手術をすすめられ、産後11ヶ月で腹腔鏡手術を受けました。
授乳もしていた時期でしたが、手術で痛くてしんどいときに、搾乳をしなければならない状況になると厳しいだろうと判断し、断乳を1週間前から行いました。

手術は腹腔鏡手術ですので、あまり心配もしていませんでした。婦人科で看護師をしていたため、患者さんを見る限り、あまり痛くないだろうとわかっていたので、不安もなかったです。

手術は3時間ほどだったかと思います。
予想通り、術後そこまで傷も痛まず、終わったよーなどメールを送れるぐらい余裕がありました。ただ、私の場合は、太っていたこともあり、ドレーンという管が入っていたため、その先端が身体に当たって痛かったです。管を抜いてもらった瞬間に楽になったのが印象的でした。

麻酔の副作用が強く出てしまい、めまいと吐き気が強く、起き上がれなかったため、丸一日寝てすごしました。
術後24時間くらいで副作用がパッと消え、普通の生活が送れるようになりました。
私のように吐き気やめまいが起こる割合は1割ぐらいだそうです。働いていたときも、吐き倒してしまう方もおられましたが、そこまで数は多くなかったように思います。

傷口は溶ける糸で縫ってあり、場所は左右の下腹部に1cmくらいの傷が、1つずつと、お臍ぐらいですので、傷口はどこなのかもはっきりわからないぐらいに治ります。私の場合は、お臍の傷口が一番大きく、形が変形してしまいました。

術後1ヶ月は感染予防のため、湯船禁止です。寒いのが苦手な方は手術を受けるタイミングを、選べるなら選んだほうがいいかもしれません。

この病気は、ねじれてしまったら最後です。患者さんを見ていた限りだと、これ以上に痛いことなんてないんじゃないかと思うほど、のたうち回っていました。それがわかっていたので、捻転だけは絶対に避けたく、なるべく早めにと手術を受けました。捻転してしまった場合、腹腔鏡手術はできませんので、術後の傷は痛くて大きいです。入院期間も長引きます。
可能であれば、早めに切ってしまうほうがいいのだろうなと思いました。

この病気体験レポートは参考になりましたか?
参考になった
体験レポートトップへ戻る