母の勘を信じた結果、悪性黒色腫発覚!周りの皮膚等を広範囲で取り除きました。
みみ
(30歳代・女性)
| 病気 | メラノーマ |
|---|---|
| 病院 | 静岡県立静岡がんセンター |
私は子供の頃から体にたくさんの黒子があり、母に、将来皮膚ガンになるかもね、と言われていました。
後に病気が判明する黒子に気付いたのは高校生頃だったと思います。
ふくらはぎにある1cmくらいの大きくて真っ黒いホクロ、他のホクロとは違ってなんか変だなーと思いました。
20歳になり「その黒子変じゃない?」と母にも指摘され、地元でいつも混んでいて、評判も良さそうな病院へすぐに行きました。
そこでは、ダーモスコープを使って「黒子」と診断され、何も問題ないと言われました。
当時、セカンドオピニオンと言う風潮はなく、まさかその黒子に病名がつくと思うはずもなく、医者が言うなら間違いないと、20歳の私はとても安心して母に報告しました。
その後は、とくに気にすることなく過ごしていましたが、28歳になったある日、昔診てもらった黒子が膨らんでいることに気付きました。
「あれ?この黒子こんなだったけ?」と、気になって気になってしょうがなくなり、なんだか痒みもあるしで、すぐに20歳の時に受診した病院と同じ病院へ行きました。
「膨らんできちゃったの?膨らんでくると痒くなってくるからね」と先生は言いました。
8年前と同じダーモスコープで診てもらい、またもや黒子との診断をされましたが、それでも気になってしょうがないので、「取って検査にまわしてください」とお願いしました。
黒子切除のための日程を組む際、看護婦さんに、
「今すぐどうこうなるもんでもないし、傷も目立つ。断乳(当時授乳中でした)もしなきゃダメ。夏休みに入ったから子供たちで混むし、お風呂も入れないから大変だよ」
と、なんだか手術をさせたくないような言い方をされましたが、手術はその日から一ヶ月後の8月末に設定しました。
看護婦さんに、その間にキャンセルしたくなったら、いつでもして良いとまで言われました。
もともと大の病院嫌いで、注射なんて以ての外!というタイプなので、そこまで言うならキャンセルしようかとも思いましたが、主人からも、絶対取って調べたほうがいいと言われたので、渋々取ることにしました。
迎えた手術当日。
黒子をとるまえに、先生がもう一度ダーモスコープを使い「黒子で間違いない」と言い切りました。
手術は局所麻酔が痛かったですが、あっという間におわりました。
そして二週間後、病院へ病理検査の結果を聞きに行きました。
そこで
「悪い細胞見つかっちゃったんだよ、いわゆるがん細胞ね!いやーこっちもびっくり!昔からある黒子が癌になるなんてね!」
そう言われました。
そして、大した説明もないまま県立がんセンターを紹介され、予約を取るからと、看護婦さんに別室に案内されました。
何年も前から黒子だと言われていたため、まさか癌だとは思いもせず、かなり動揺していて何も質問できずに帰宅しました。
そして、この病院の対応全てに、いまだもって納得できていないし、許せずにいます。
病名すら聞かされませんでしたから。
先生は自分が病気を見落としたにも関わらず、軽く告知することで、見落としをなかったことにしたようにも思えました。
看護婦さん含め、とても不誠実な対応だったと思います。後から後から怒りが湧いてきました。
がんセンターに行くまでの間は、どんな病気でどのような状態なのかわからない不安と、誤診をした病院への怒りで、気持ちの整理が全くつきませんでした。
何にでもすがりたい気持ちで、神社や仏壇に何回も手を合わせました。
そして、待ちに待ったがんセンターの初受診は、案内室のようなところで病院内の説明から始まり、ドクターからは、病名、病気の詳細、癌細胞が検出された黒子の状態、検査から入院、追加手術の流れ、そして今後のこと、すごく詳しくお話しをして頂きました。
途中泣いて取り乱してしまいましたが、先生もまっすぐ私の目を見て話をしてくださり、この先生に全てを任せようと思えました。
後にインターネットで検索してみると、とても有名で偉い先生だと知りました。
本当にラッキーだったと思います。
ソーシャルワーカーの方も紹介していただき、不安なことは何でも聞いてくださり、診察の際は付き添ってくれるなどして励ましていただきました。
病気になったのは不幸でしたが、病院という場所の素晴らしさを身を以て経験し、がんセンターで治療ができて本当に良かったと思います。
幸いなことに、初受診から翌週には全ての検査と追加手術を終えることができました。
検査は、転移がないか調べるために、X線、頸部エコー、PET-CT、センチネルリンパ術を行いました。
手術は全身麻酔で、黒子があった周りの皮膚等を広範囲で取り除きました。
太腿からふくらはぎへ植皮予定でしたが、手術中に先生の判断で必要なくなったことで、手術時間は短縮され、手術の翌々日には退院することができました。
それから3週間後の受診で、転移がなかったこと、癌の厚さが2mm未満であり、追加で広範囲切除した皮膚の中にも癌細胞は見つからなかったと先生からお話されました。
手術から5ヶ月経ち現在は経過観察中です。
悪性黒色腫は他の癌と違ってミリ単位で進行し、転移、再発のリスクが高く、これから何年か定期検診がかかせませんが、一先ずいつも通りの日常をおくれています。
病状にもよりますが、その時点で転移がないにしても、厚さが4mmを越えているとかなり危ない状態とのことでした。
悪性黒色腫は10万に1、2人しかならない希少癌ですが、自分で発見できる癌でもあります。
この癌に限りませんが、周りの人や自分が少しでもおかしいと感じたら、例え病院で大丈夫だと診断されても、詳しい検査をお願いしてみてください。
人間の勘は大概当たります。
私の場合は、母の勘や主人の言うことを信じて良かったです。
あの時、医者の診断通り黒子だと信じていたら…どうなっていたかわかりませんね。
早期発見とまでは至りませんでしたが、早い段階で発覚してよかったです。
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