子供のとびひは夏だけでなく、冬も要注意。乾燥による服の摩擦で、かゆみが出やすい。

肌寒くなり、肌が乾燥するのかくるぶしのあたりをかきむしっていた子供（小3）。痒いなら保湿しないと、と思ってよく見ると中央がくぼんだ感じのできものが。

これは、吹き出物ではなく「とびひ」だ！
特徴的なので、すぐに小児科を受診。やっぱりとびひでした。

カチリと言う名前の白い軟膏を処方してもらいました。
できものにたいして全体を覆うようにカチリをたっぷりのせるのがコツです。
綿棒を使うと塗りやすいです。乾燥して固まるまで放置するかガーゼで覆うと良いです。

とびひというと夏の暑い時期に、蚊に刺されて掻き壊した時にできやすいと思っていましたが、小児科では「むしろ乾燥する季節に多くなってきた」とのこと。
乾燥すると服ですれるだけでかゆみが出るため、綿１００％の肌着が良いこと、肌の露出が少ないので、親が注意して見つけない限り、そのまま放置する時間が長くなり、掻きむしって更に悪化して広がるとのことでした。

実体験ですが掻き壊すと体全体に広がるので、早い段階で見つけて薬を塗るのが大切だと思いました。着替えの時など、これからの季節はより注意して観察した方が良いと思います。兄弟がいる場合は、更に兄弟間で感染する可能性もあります。