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高熱が続き、強烈な頭の痛み…。初期の髄膜炎に。早い診察で助かった。

Bitter33  (40歳代・女性) 2017年06月03日
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病気
髄膜炎
病院
東海大学医学部付属東京病院東海大学医学部付属八王子病院

ある日突然にだるい倦怠感と嫌な体調不良感に襲われ、鼻水も咳も出ず39度を越す高い熱が出ました。もしやインフルエンザ?と危惧しつつ、かかりつけのクリニックでインフルエンザの検査したところインフルエンザ反応はマイナスであるとの事でした。
とりあえず解熱剤を出すので様子見をしてほしいと言われました。家で安静にしつつ頭と両脇と両そけい部を氷で冷やしながら解熱剤を飲むも一向に熱は下がる様子は見られません。一体原因は何なのか?そして何故なのか?何もわからないまま2日ほど過ぎた頃にだんだんと強烈な頭の痛みが襲ってきました。
後頭部から頭頂部に向けてまるで細い千枚通しで突き刺される様な強烈な痛みです。
これは単なる発熱ではないと判断、さっそく大学病院を受診しました。
血液検査、尿検査、CTスキャン等の各種の検査をし、診察結果は髄膜炎の可能性があるとの事。腰椎穿刺での検査も視野に入りましたが、まずは守備範囲の広い抗生剤を選んで貰って飲み始めました。この時の抗生物質のチョイスが良かったのか翌日には頭痛が徐々に治り始め、熱のほうも徐々に下がっていきました。
ただ、微熱だけは10日ほど残りそれなりに大変でしたが、あれ程の高熱と頭痛があったのですから多少の不調が残るのでしょう。
治癒後に病院の医師とこの一件の原因について検証してみたのですが、私の勤める店には幼児連れのお客さんが多いのが原因かも知れないとの話をされていました。
他の患者さんでも保母さんや幼児と接触する機会の多い人の中に今回のような髄膜炎になる位の発熱を患う人がたまに居るのだそうです。
医師いわく乳幼児や小児は一見すると元気そうに見えても意外と罹患している場合が多く、それだけ周囲の大人に感染させる可能性に満ちてるんだそうです。
抵抗力や免疫力がたまたま落ちている時に乳幼児から感染すると今回の様な重い病に陥るのでしょう。
職場選びも自分の適性や免疫力を考慮しなければいけないなとつくづく考えさせられました。

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