Caloo(カルー) - 急性胆のう炎で緊急摘出手術。点滴を続け8日目の午後にやっと退院。 (写真あり) : 病気体験レポート
病院をさがす

急性胆のう炎で緊急摘出手術。点滴を続け8日目の午後にやっと退院。 (写真あり)

藤島喜雄  (90歳代・男性)

1,185views 2016年06月18日投稿 5votes 0comments

4月1日、右肋骨が数本折れた様な強い痛みに耐えながら、何とか車を運転して清智会記念病院外来駐車場まで行った。間もなく帰ってくる心算でした。
そして、待合室の椅子に倒れ込んで苦痛に耐えていた。

やがて検査が始まり、血液検査の結果CRP値が30で正常値の100倍の異常値となっていた。
急に忙しくなり、妻や都内から長男が呼ばれ、午後には緊急手術となる旨、主治医から説明があり、
「 この緊急手術に総合的に対応できている。
あなたの入院、手術への不安を軽減し、最良の状態で看護し、退院できる様お手伝いします。処方されている薬を全部病院に持ってきて」と依頼があった。
病院総合力を聞いた時、ここに命を預けようと覚悟がついた。

妻が「頑張って」と顔を覗き込んだあと、その顔も次第に薄れて自分を見失った。

やがて、何か話し声が微かに聞こえ、集中治療室で酸素吸入の管が鼻に入っていることが判った。全身麻酔で呼吸も止まるのかと思い、家族の顔が次第に判って来た。自分を見失ってから2時間後だった。
病室に移され、明日の朝食は「おもゆ」だそうだ。
6日間で40本の点滴が始まった。昼夜を問わないサポートの場を見た。

6日目の朝、血液検査でCRP値が未だ正常値に戻らないと主治医から説明があった。
胆のうの毒が躰じゅうに回ったので、点滴をして正常値に戻そうとしている。
この様に、医療プランに基づいて、看護師の懸命なサポートが24時間続いている。

更に10本の追加で8目の朝、午後退院となり、抜糸(医療用ホッチキス)は来週の外来で予約となった。
主治医、画像手術練度、医療設備、看護体制など様々な関係者のサポートがあってこそ患者は健康を取り戻し、安心して退院を迎えることが出来る。

主治医から摘出した胆石をもらってから、入院駐車場に駐車していた車で病院を出た時には、今年の桜は強風に煽られた樹の枝には花は無かった。
生涯の中で、エイプリル・フールの春を見失った代わりに、病院の24時間サポート体制の実践の場を知った。
皆さんこれからも、頑張ってね! どうも有難う!



コメント0件コメントを書く

この病気体験レポートは参考になりましたか? 参考になった

急性胆のう炎に関連する病気体験レポート

【急性胆のう炎に関する体験レポート(7件)を読む】

急性胆のう炎に関連する病院口コミ

  • 腹痛があり近くの病院でもらった薬が全く効かないのでこちらで診て頂きました。 診察の結果、急を要する
    5.0 黄赤634 医療法人社団美加未会 モエレ外科胃腸科(北海道 札幌市東区)
  • 右上腹部に違和感→鈍痛→下向きに寝れないほどの痛みと1週間で酷くなる一方だったので受診しました。
    5.0 アラゴナイト808 医療法人社団 瑛倖会 なかたクリニック(神奈川県 横浜市栄区)
  • 急性胆嚢炎で手術をして頂きました。 手術を含め、入院期間は4拍5日でした。 入院する前からの対応
    5.0 ppp 盛岡市立病院(岩手県 盛岡市)
  • 急性胆嚢炎で発熱が続き、救急車で入院しました。 消化器の病気で母がICUに入るほどまずい状態になり
    5.0 フェスタヒキヤマ 国家公務員共済組合連合会横須賀共済病院(神奈川県 横須賀市)
  • 6偕東病棟に昨年から今年の3月まで3回の入退院でお世話になりました。 担当の先生、看護師の皆様には
    5.0 紫陽花982 姫路赤十字病院(兵庫県 姫路市)

【急性胆のう炎に関する口コミ(16件)を読む】

口コミを投稿

医療機関の関係者の方へ

無料医療機関会員登録
  • 掲載情報の編集・追加
  • 口コミへの返信
  • 貴院ページのアクセス数確認
詳しくはこちら
ページトップ