Caloo(カルー) - 診療案内(小児科診療・低身長・成長障害・小児腎臓病 他): まえかわこどもクリニック - 川西市
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まえかわこどもクリニック
4.29 ( レビュー数 10件… 口コミ4 アンケート6件 )
  • 土曜も診療
  • 朝(8:45〜)
  • 女医
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ネット予約 公式サイト 072-756-8341
アクセス数  3月:312  |  2月:374  |  年間:4,522

診療案内

小児科診療

軽症の病気と思われても重大な病気の始まりのこともあります。そういった病気をできるだけ見逃さないような診療を心がけます。
治療については自分の子供だったら行いたいと思う治療を行います。

・血液検査(末梢血一般、CRP、血糖、ケトン体)
指先からの微量採血で行っています。

・尿検査(尿検査一般、沈渣)
検査の上、顕微鏡での検鏡を行っています。

・レントゲン検査
胸部レントゲン検査、腹部レントゲン検査、手根骨レントゲン検査

・超音波検査
腎・膀胱超音波検査

・各種迅速検査
鼻腔・咽頭;インフルエンザ、溶連菌、アデノウイルス、RSウイルス、マイコプラズマ、ヒトメタニューモウイルス、百日咳、COVID-19(新型コロナ)、便中ロタウイルス、ノロウイルス、アデノウイルス、各種遺伝子検査、マイコプラズマPCR(LAMP法)、COVID-19(新型コロナ)PCR(LAMP法)

◆かかりつけ医
この地域で育ち、勤務していたことから私は地域の小児科のかかりつけ、いきつけとして、保護者の方やお子様の話をきちんとお聞きした上で、親身かつ丁寧な診療をいたします。

※診察の結果、入院や手術などが必要と判断された場合は、近隣の入院可能な病院をご紹介いたします。

低身長・成長障害

低身長とは“同性、同年齢の平均身長より2SD以上身長が低いもの”と定義されます。-2SDとは統計学的に同年齢・同性の100人のなかで前から2.3人目になります。

確率的に目立つ低身長であれば、成長ホルモンの分泌が少ない場合があるため、医学的に検査をしてみる価値があります。そのうち治療が適応となる病気は5%以下と言われています。背が低いと劣等感を持つことで子どもが悩むことがありますので、成長ホルモンによる治療や原因となる病気を早期発見して治療することで生活の質を上げ、前向きになることも出てくるでしょう。

【成長ホルモン分泌刺激試験】
アルギニン負荷試験、クロニジン負荷試験、L-DOPA負荷試験、GHRP-2負荷試験は外来で行っています。事前に副作用や前日から当日までの過ごし方を説明の上、平日の午前中に施行しています。

◆SGA性低身長症とは
お母さんのお腹の中にいる期間(在胎週数)に相当する標準身長・体重に比べて小さく生まれることをいいます。
SGAで出生した小児が3歳までに追いつかない場合には、小児期を通じて低身長のまま経過することが知られており、そのような低身長のこどもはSGA性低身長症と呼ばれる病気になります。
身長と体重が100人中小さいほうから10番目以内に入るとSGAと診断します。そのうち約90%は、2-3歳までに成長が追いつきますが、追いつかない場合は、SGA性低身長症が疑われます。問診や成長ホルモンの検査、手のレントゲン検査の結果SGA性低身長症と診断されると保険診療での成長ホルモン補充療法が適応となります。

◆思春期早発症について
大学病院小児科や病院小児科と連携して専門医による負荷試験や頭部MRIを依頼し、治療が必要となれば当院で治療を行っています。当院でGn-RH負荷試験、性腺ホルモン検査や一般採血、手根骨レントゲンでの骨年齢の測定を行うことも可能ですので、身長が急速に伸びた場合や小学校低学年で二次性徴発来があれば受診ください。男性の医師のよる診察が心配なら女性の小児科医による診察も可能ですので、ご相談ください。

小児腎臓病

当院は全国でも稀少な小児腎臓病専門を標榜に入っている小児科クリニックです。院長は小児科専門医、指導医かつ腎臓専門医です。
血尿、蛋白尿など検尿異常、先天性腎尿路奇形、腎臓移植後のフォロー、難治性ネフローゼ症候群、反復性尿路感染症、慢性糸球体腎炎、夜尿症、遺尿症の診断、治療をおこなっています。

院長は現在も兵庫医大で小児腎臓病専門外来を行い、腎生検(腎臓組織検査)にも関わり、後進への指導を行っています。大学病院と同程度の基準での診療と治療を行うことが可能です。
当院では検査できない逆行性腎尿路造影検査(VCUG)やRI検査(腎静態腎機能検査;DMSA腎シンチグラム、腎動態シンチグラム;99mTc-MAG3、99mTc-DTPA腎シンチグラム)については大学病院へ依頼しています。都合がつけば、院長の大学病院の外来へ受診していただき検査を行うことも可能です。

◆小児腎疾患
小児の腎臓病は検尿異常から透析や腎移植が必要な末期腎不全まで多岐にわたり、生涯に渡り付き合っていく病気となる場合があります。
最近、小児の腎機能の正常値を始め、各種疾病に関する治療戦略が急速に整備されつつあり、日本小児腎蔵病学会主導で様々なガイドラインができています。
腎臓病を持つこども達に、適切な時期に適切な評価を行い、適切な治療を施すことが求められる時代となりました。成長発達も含めた良好な生活の質(QOL)を維持できるような腎臓病管理を行いたいと考えています。

◆夜尿症の治療方針
夜尿症のこどもさんの年齢やタイプに応じて治療を行っています。日本、海外のガイドラインを参考にしながら、家族とも相談した上で、便秘の治療を含めた生活指導、アラーム療法、薬物療法、漢方薬など本人にとって最も適切で効果的な治療法を提案しています。
今の時代、子供達は学校の宿泊行事だけでなく、部活動などでも宿泊行事があります。夜尿症の治療を通じて、夜尿症への対応方法を共に考えて行事に参加出来るようにお手伝いしたいと考えています。ただ、夜尿症はすぐ治るこどもさんもいれば、時間がかかるこどもさんもいます。私1人でなく、御家族と本人と一緒に解決しましょう。治った夜尿症の患者さんは皆さん笑顔で外来を卒業しています。その笑顔が私の夜尿症治療のモチベーションになっています。

小児アレルギー

気管支喘息、アレルギー性鼻炎・花粉症、食物アレルギー、アトピー性皮膚炎など、アレルギー疾患の診療を行っております。厚生労働省、日本アレルギー学会、日本小児アレルギー学会、日本小児皮膚科学会等の各ガイドラインに沿った診療を行っています。

◆気管支喘息
重症度に応じた治療が大切です。発作がないときは治療がおろそかになりがちですが、発作が長い間続くと、次第に治りにくくなることが分かっています。当院では年長児には必要に応じて呼吸機能検査を行い、病勢の把握を行い、場合によってはピークフローメーターと喘息日誌を用いた喘息管理を行っています。

◆アトピー性皮膚炎
スキンケアを基礎に、ステロイド外用薬や抗アレルギー薬の薬物療法を組み合わせた治療を行っています。入浴方法や軟膏、クリームの塗り方等の正しいスキンケアの方法、適切な薬の使い方の指導を行っています。軟膏の塗布の方法もリアクティブ療法でなく、プロアクティブ療法で皮膚を良い状態を保つような治療を行っています。
また、必要に応じて血液検査(特異的IgE検査、TARC)で病勢を判断して治療を選択しています。

◆食物アレルギー
原因となる食べ物(アレルゲン)をまず特定することが大切です。どのような状況で症状が出たかが出発点になります。成長期にあるこどもの食事では、アレルゲンを含む食べ物の除去は、必要最低限にとどめることが求められます。必要に応じて血液検査(特異的IgE検査、TARC)を行い、ガイドラインを参考にして食事指導を行っています。必要に応じて下記の施設の小児科へ紹介させて頂き、食物負荷試験等をお願いしています。

◆花粉症(アレルギー性鼻炎、アレルギー性結膜炎)
原因の花粉やアレルゲンを特定した上で症状を緩和するための内服と点鼻薬、点眼薬等による治療を行います。
舌下免疫療法、エピペン処方も行っています。

予防接種

予防接種には大切な目的が3つあります。

一つ目は自分がかからないようにするため
二つ目はもしかかったとしても軽く済むようにするため
三つ目はまわりの人たちにうつさないようするため
このために皆さん是非接種可能なワクチンは受けるようにして下さい。

私は大学病院で小児の腎移植に関わった10数年前に初めて同時接種を行いました。まだ、同時接種がほとんどされていない時代でしたが、その頃から私は行っています。
現在、接種の種類、回数も増えていることから、病院に来る回数を少なくすることができる同時接種をお勧めしています。
ただ、単独接種を否定するものではありません。同時接種への不安があれば、単独接種でも可能です。
私はこどもたちに必要な予防接種を最後まで完遂することが最も重要と考えています。

◆完全予約制
当院では予防接種は完全予約制で、インターネットでの予約を可能としています。必ず事前にご予約の上、予定の時間にご来院ください。
急な変更の際には必ず、キャンセルをお願いいたします。
同時接種や標準的な実施時期を逃したケースにも対処いたします。ぜひご相談ください。

◆個別ワクチンスケジュール作成
現在、乳幼児期の予防接種は数多くあり、忙しいお父さんやお母さんにとって予防接種のスケジュール管理はとても難しいと思います。ご相談いただければ、お子さまひとりひとりの「個別ワクチンスケジュール」を計画して、担当小児科医よりご説明します。
当院で接種する方やされた方の接種歴はWEB上での接種履歴管理を行い、接種可能なワクチンのみが表示されるようになっています。是非ご活用下さい。

乳児健診・乳園前検診

◆乳児健診
2021年4月まで川西市、猪名川町では法定健診(1歳6ヶ月健診、3才時健診)、乳児健診(3-4ヶ月健診、9-10ヶ月健診)は集団検診となっていました。
2021年5月から猪名川町の9.10ヶ月健診のみが個別健診へ変更となり、当院でも健診を開始することとなります。当面は電話予約とし、予防接種時間14:00-15:30の枠で行います。
持参物:受診票、母子手帳、保険証、医療証
時間:月、水、金 14:00-15:15

◆入園前健診
一般診療時間で行っています。順番予約の際のWEB問診に入園前健診と入力、来院時は園指定書類をご持参下さい。

◆学校健診
川西市内の学校健診で受検できなかった場合、指定の書類を持参していただければ当院で費用はいただいておりません。 学校健診で指摘された異常(肥満、やせ、低身長、血尿、蛋白尿等)については保険診療で行います。

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