診療案内
一般小児科
小児科では、生後1か月から18歳くらいまでのお子さまを対象に、さまざまな症状・疾患に対応します。
特に赤ちゃん、小さいお子さんは、自分の身体の不調を保護者さんに言葉で伝えることができません。泣き止まない・元気がない・不機嫌が続くといった、普段の様子との違いにも注意してあげましょう。
「いつもと違うな…」と感じる保護者さんの気づきがお子さんの病気の早期発見にも繋がります。
高熱が出ている、発熱以外にも嘔吐・腹痛・下痢を伴う、呼吸が辛そう、顔色が悪い、元気がないといったケースも、遠慮なく当院にご相談ください。
【一般小児科で対応する疾患・症状】
・発熱
・咳
・鼻水・鼻づまり
・頭痛
・嘔吐
・下痢
・起立性調節障害
・乳児湿疹・肌荒れ
・発疹 など
【当院で対応可能な主な検査】
・血液検査 CBC(白血球、赤血球、血小板など)CRP
・検尿一般
・各種外注検査
・迅速抗原検査(インフルエンザ、RS、溶連菌、ロタ、アデノ、ノロウイルス等)
・経皮的血中動脈血酸素飽和度(SpO2)測定
・血圧測定 など
予防接種
当院では定期接種、任意接種に対応いたします。
予防接種枠を設けており、完全予約制ですので、まずはお電話またはWEB予約(時間予約)にてご予約ください。
■赤ちゃんの予防接種
赤ちゃんは免疫の発達が未熟なので、感染症が発症すると治療の必要性が出てきたり、重篤になったりすることがあります。
生まれて2か月経ったら、可能な限り速やかにワクチン接種をするようにしましょう。
■ワクチン接種のスケジュール管理
受診の際に母子手帳をお持ちいただけましたら、丁寧にご説明し、接種し忘れのないよう、スケジュール管理を当院がサポートいたします。安心してご相談ください。
■同時接種時の副作用
1回の接種でいくつもの免疫を獲得できるように同時接種を推奨しています。
ワクチンなどは初めから混合されて同時に接種できるように設計されていますし、同時接種は世界中で行われている有用な方法ですので、ご安心ください。
副反応に関しても特に単独接種と比較して増加するなどもなく、また免疫に関してもしっかりと免疫がつくとのデータもあります。
心配があり、単独接種のご希望がある場合はご予約の際にご相談ください。
■予防接種が受けられないケース
・37.5℃以上
・のどが赤く炎症を起こしており、これから発熱する可能性がある
・聴診を行い、呼吸音に異常が認められる
・接種予定のワクチンに含まれる成分を原因として、アナフィラキシー症状を起こしたことがある
・その他、適当ではないと判断した場合
乳幼児健診
お子さんの月齢に合った発育・発達をしているかどうかを確認します。
保護者さんが気になる点などもお伺いしながら、病気の早期発見・早期治療、適切な発達を促すためのアドバイスを行います。
当院では、9~11か月健診(後期健診)はもちろんのこと、入園前・入学前などの自費の健診にも対応しています。
乳幼児健診枠を設けており、完全予約制ですので、まずはお電話またはWEB予約(時間予約)にてご予約ください。
■定期健診(無料で受診可能です)
堺市の乳幼児の定期健診に対応しております。
〇保健センターで受診可能
・3~4か月健診
・1歳6か月健診
・3歳児健診
〇かかりつけ医
・9~11か月健診(後期健診)
■自費健診
自費で受けていただく検診にも対応しております。
ご希望の際は、お電話にてご相談ください。
・6~7ヶ月健診
・1歳健診
・4歳児健診
・5歳児健診
・入園前・入学前健診など
【後期乳幼児健診の内容】
・健診についてのアンケート
・診察
・頭囲・胸囲・身長・体重の計測
・発達に関するチェック
・子育て中の注意・指導
・スポットビジョンスクリーナー
小児神経外来・発達外来
小児神経・発達外来では、運動・言葉の遅れ、不随意運動、不登校などの心身症、最も相談が多い発達障害などに対応しています。
小児神経学会専門医である院長と臨床心理士が連携しながら、適切な診断・治療を行います。
【このようなお悩みありませんか】
体重・身長が増えにくい
離乳食を食べてくれない
なかなか話さない、言葉が理解できていない
話しかけても振り向かない・反応しない
笑わない
目が合わない
強いこだわりがある
落ち着きがない
コミュニケーションがうまくとれない
集団活動が苦手
不器用
学習面の苦手が顕著に出ている
発達障害の可能性があると指摘された
学校に行きにくい
問題行動、多動、不注意などの治療や相談をしたい
発達障害や知的障害の子どものかかりつけ医を見つけたい
気軽に受診できる近隣の医院を見つけたい など
【ご予約】
完全予約制となっております。
一度お電話いただき、その際にご予約を取らせていただきます。
【心理発達外来の費用(自費の場合)】
・発達検査(文書代+診断料含む) 5,500円
・カウンセリング【子供】3,300円【大人】6,600円
【対応可能な疾患・症状の例】
■精神運動発達遅滞
全般的に知能や運動発達に遅れがみられる状態です。日常生活で援助・介助が必要になることもあります。
■発達障害
生まれつきの脳の働きの違いを原因として、行動や情緒にさまざまな特徴が見られる障害で自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症(ADHD)、限局性学習症などが挙げられます。
■発達性協調運動障害
知的発達に遅れがなく、筋肉・神経・視覚・聴覚にも異常がないにも関わらず、月齢・年齢に対して協調運動がうまくできない状態です。
■不随意運動
体を突っ張らせる・ねじる、おどるように身体を振る、手足を大きく振り回すなど本人の意思と関係なく起こる異常な運動のことを指します。
■不登校
原因を様々な観点から考えるとともに、お子さんの現時点での考えや思いを汲み取とって環境を整えていきます。
アレルギー外来
当院ではアレルギーの検査や治療、日常生活におけるアドバイスを行っています。
花粉症やアトピー性皮膚炎、気管支喘息、食物アレルギーなどは治療を行わないと、軽い症状だけに留まらず、アトピー性皮膚炎などの皮膚疾患や喘息などの呼吸器疾患の発症に繋がります。
早期に治療を行うことをおすすめしています。
【このような症状はありませんか】
・咳、くしゃみが止まらなくなる
・鼻水、鼻づまり
・腹痛、嘔吐、下痢
・ヒューヒュー、ゼイゼイという呼吸
・皮膚のかゆみ、湿疹、じんましん
・目のかゆみ、充血、腫れ など
【当院で行うアレルギー検査】
血液検査を行い、特異的IgE抗体を測定します。
【アレルギー疾患の種類】
■食物アレルギー
特定の食品を口にすることで起こるアレルギーです。蕁麻疹やむくみ、口の中のかゆみ、咳などといった症状が見られます。
■気管支喘息
ダニ、ペットの毛、ハウスダスト、ウイルス感染などを原因として発症し、咳、息苦しさ、ヒューヒュー・ゼイゼイという呼吸音などの症状が繰り返されます。
■花粉症・アレルギー性鼻炎
アレルギー性鼻炎は、ダニ・ペットの毛・真菌、ハウスダストなどを原因とする通年性アレルギー性鼻炎と、スギ・ヒノキなどの花粉を原因とする季節性アレルギー性鼻炎に分けられます。
舌の裏にアレルゲンを含む治療薬を1分置いてからだに取りこむ「舌下免疫療法」にも対応しております。
■アトピー性皮膚炎
かゆみを伴う湿疹が、良くなったり悪くなったりを繰り返します。
小児在宅訪問診療
通院が困難な方(子ども)を対象に、ご自宅などを医師・看護師が訪問し、必要な医療を提供するサービスです。
当院は、ご自宅での医療的ケアを必要とするお子さん、そしてそのご家族を全力で支えていきたいと考えております。
人工呼吸器などの医療機器を用いた管理、予防接種、発達・成長に関するご相談、兄弟姉妹についてのご相談など、幅広く対応して参りますので、どうぞお気軽にお問い合わせください。
■訪問診療
お子さんのお身体の状態を事前に把握した上で、医師や看護師が定期的にご自宅を訪問し、計画的な診療を行います。通常、2~4週間に1回、決まった曜日・時間にお伺いします。
■往診診療
急な病状の変化などがあった場合、保護者さんからの要請に応じて、その都度医師がご自宅に向かい、診療します。基本的に臨時の対応です。(往診は在宅訪問診療対象の方のみです。)
■対象となる地域
当院から車で30分圏内のエリアとなります。
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