医療法人楽有会あぶみクリニック の口コミ・評判

　良性の腫瘍を取って戴くために伺いました。
その腫瘍は特に日常生活を送るには害の無いものですが、たまに化膿したら皮膚科で抗生剤を貰わなければいけないし、放置すれば年々肥大する類いの物なので、いつかは切除しなければいけない物です。
それを先生は「別に取らなあかん物じゃないよ？」「そんなに取りたいの？」とあまり手術に積極的では無い様子でした。

　同じ腫瘍が出来やすい体質で、過去にも他院で何度か切除手術を受けました。
手術法方とリスクを説明された上で必ず同意書にサインを求められます。
腫瘍で隆起した部分の皮膚にパンチで直径数ミリの小さな丸い穴を開け、皮膚の下で腫瘍を形成する袋とその中身を掻き出し、孔を洗い流し消毒してから縫合してくれます。
どこの病院やクリニックも大体の流は同じだったと記憶しています。

　ですが、あぶみクリニックさんでは手術方法やリスクの説明も同意書へのサインもありませんでした。
先生は腫瘍を潰さずに取り出したかったのか、皮膚を大きく一直線に切開されました。
　手術中「傷が残るけど、しなくてもいい手術をしたいって自分で言ったもんね」と同意を求められました。多分カルテに記録を残すためだと思います。7針縫われました。
　手術終了後、処置台から降りようとすると、揃えて脱いでいた私の靴はバラバラに散っていました。
　
　抜糸予定の2週間後を待たず、1週間で２カ所の糸が解けてガーゼから飛び出してきました。さらに数日で他の縫合部も緩んできてガーゼや衣服に引っかかって痛いので、仕方なく家族にピンセットで抜いてもらいました。
　
　皮膚科の先生だから女の先生だから傷が残らないように配慮してくれる、仕事が丁寧、というわけでは無いようです。