仁尾外科クリニック の口コミ・評判

2018年10月末に手術しました。
私は腫瘍が大きく術前にホルモン療法を勧められました。
でも生理が止まることが怖かったのでホルモン療法をせずに手術しました。
日帰り手術ですが、私は京都府外に住んでいるので、近くのホテルで二泊しました。術後の3日間の点滴、１週間の飲み薬が終わると身体が軽くなり体調が良くなりました。
１週間くらいはドレーンがついていて抜糸まで消毒の通院をしました。私は京都まで遠いので３日ほど近所のクリニックに消毒に通いました。
２週間くらいは包帯していて、自分でシャンプーできなかったので美容院に通いました。仁尾クリニックの近くの美容院ではシャンプーを断られることが多かったので、自宅の近くの美容院に通いました。
リハビリは術後すぐに始めました。はじめは手が上がらずショックでした。１ヶ月後には動くようになっていました。
腫瘍が小さく術後の胸の変形が目立たない人は、傷口が目立たなくなれば、ほとんど手術のことは気にならない状態だと思います。
ただ私は腫瘍も切除も大きかったので、気になってしまいます。
乳癌告知は３年程前でした。全摘出が嫌だったのでメスを使わない治療をしていました。しかし再発が２度ありました。そして予定していたラジオ波治療が難しくなっていると言われました。そのことのショックが大きく、もっと早くもっと別の治療をしていればという後悔と焦りの気持ちがありました。ラジオ波治療が難しくなったのなら、もう手術するしかなくなったのだと思い込み、それならば早くと覚悟を決めて手術しました。
手術後に、検査結果で断端陰性の結果で、ひとまず安心しましたが、思った以上に傷口の回復に時間がかかること、変形が不自然なことで落ち込みました。術前に動脈塞栓術をして皮膚の色が赤黒い状態で手術したので、傷の回復が通常より遅いそうです。少しずつ目立たなくなってはきていますが、まだまだ時間がかかりそうです。
事前の説明で胸が少し小さくなるとは聞いていましたが、思っていた以上に左右差が大きかったのでショックでした。
左右差は次第に胸が下がってきて揃ってくると言われ、確かに２ヶ月くらいすると正面から見た左右差は以前より改善されました。でも、まだ変形が気になります。
横から見たボリュームは改善されません。切除部分は凹んでいます。
乳がんの手術をする時には、手間でも最低３ヶ所はセカンドオピニオンに行き、手術前にMRI検査の画像説明を受けることが大切なことがわかりました。
超音波の血流とMRIの画像を見て手術を決める先生は切除範囲が少ないことを知りませんでした。１番大事なのはMRIだそうです。正常な部分を残して形を整えてくれるそうです。
手術が上手くいかなくても、脂肪注入の再建手術さえすればなんとかなるものだと思っていましたが、詳しく調べると、脂肪注入は時間も費用もかかり、温存手術後では、仕上がりも元通りになることは難しいようです。
事前の情報収集は多いほうがいいと思いました。
手術後に再発予防の治療として、自家がんワクチン、ジェネピック、マイクロ波、休眠療法等を検討しました。
もっと早く情報収集していれば良かったと後悔してしまいます。
手術後の見た目、傷の回復期間、追加で行うことになる治療、体の負担、精神的負担、費用面など総合的に考えるとジェネピックをやってみてもよかったかなと思いました。
ただ、まだやっている人が少ないので、もっと情報が欲しいと思いました。
術後は、ホルモン療法と放射線治療を勧められましたが、近いうちに光免疫療法が実用化される見込みもあるとのことなので、しばらく何もしないことにしました。
温存手術であれば再建手術を考慮しないものであってほしいと思いました。
手術後に放射線治療するなら、切除せずコータック、陽子線、重粒子線治療のほうがよいと思いました。
問い合わせすると、私の場合はコータック(大阪)と陽子線(鹿児島)は治療できるそうです。
全く無治療の初期の単発人は千葉で重粒子線の治療できるので興味あれば、問い合わせしてください。