診療案内
胃カメラ
内視鏡専門医として、痛くない、苦しくない胃カメラを行います。
◆以下の症状があれば、食道・胃内視鏡検査を受けられることをお勧めします。
喉や胸につかえた感じがある
胸焼け、胃の不快感、上腹部が痛む
吐き気、嘔吐、貧血
急な体重の減少
胃潰瘍、十二指腸潰瘍を患ったことがある
バリウムによる胃の検診で異常を指摘された
食道がん、胃がんを治療したことがある
など
◆食道・胃内視鏡検査で早期発見が可能な病気
逆流性食道炎・食道カンジダ・食道ポリープ
食道がん・胃炎(急性・慢性)・胃潰瘍
胃ポリープ・胃がん・十二指腸炎
十二指腸ポリープ・十二指腸潰瘍
ピロリ菌感染症など
◆経鼻にも経口にも対応します。
当院の上部消化管内視鏡検査では、細い内視鏡を用いて経鼻内視鏡、経口内視鏡の検査を行なっておりますので、お好きな方を選択できます。
それぞれの特徴は以下の通りになります。
・経鼻内視鏡
どちらか一方の鼻の穴に内視鏡を挿入しますので、チューブ(スコープ)の直径は5~6mmほどで細い仕様となっています。
径が細くても最近は倍近い太さの径があるとされる経口内視鏡の画質とそれほど変わらなくなってきているとされる機種もあると言われています。
利点としては、口から挿入しませんので、スコープが舌の根に触れずに済みます。
したがって嘔吐反射(オエッとなる)もほぼ起きないとされ、検査時に鎮静剤を使用することは少ないと言われています(希望する方には使用いたします)。
また経鼻内視鏡の場合は、検査時に医師と会話することができますので、何か違和感や質問があれば、すぐに訴えることができます。
同検査は、検査中に苦しい思いをしたくない方がよく利用しています。
ただ、先天的に鼻腔が狭い方、鼻炎や副鼻腔炎など鼻に病気のある方、鼻の違和感に馴染めないという方につきましては、経口内視鏡での検査をお勧めしています。
・経口内視鏡
口から経鼻の内視鏡を使用して挿入します。
食道や胃の内腔にあるとされる病変を確認することができます。
ただスコープを口から挿入しますので、どうしても舌の付け根にこれが触れることで、嘔吐反射を招くようになります。
したがって可能な限り苦痛が軽減できるよう、鎮静剤(セデーション)を使用し、ウトウトした状態で検査に臨めるようにいたします。
大腸カメラ・大腸ポリープ切除
【大腸カメラ】
内視鏡専門医として、痛くない、苦しくない大腸カメラを行います。
細長いチューブの先端に小型レンズや照明、高解像度のセンサーなどが搭載されていて、これを肛門から逆流する形で挿入していきます。
同検査によって主に大腸(結腸と直腸)内腔と小腸の一部内腔の様子を調べられるようになります。
大腸カメラでは、これら部位の病変(炎症、潰瘍、ポリープ、がん など)の有無を単に確認するだけでなく、病変が疑われる組織を一部採取し、顕微鏡による詳細な検査を行うほか、場合によっては発見したポリープを切除することもあります。
◆炭酸ガスによって腹部のハリを軽減
腸管の中は、曲がりくねった構造となっていて、その中を逆流するような格好で大腸内視鏡を挿入していくわけですが、その際に腹痛もしくはお腹のハリを訴える方は割と多いです。
そのため、できる限り腹部の膨満感を抑えられるように当院では内視鏡挿入時に炭酸ガスを使用しています。
これによって腸管を伸ばさずとも内視鏡を挿入することが可能となるので、腹満感は軽減されるようになります。
【大腸ポリープの診断と治療】
診断にあたっては主に大腸内視鏡検査が行われ、ポリープの有無を確認し、見つかった場合はその大きさ・形状・色調などを観察します。
精確なポリープの性状診断は、顕微鏡を用いた病理組織学的検査によって行われます。
ポリープの治療としては、腫瘍性の場合は内視鏡を使って切除します。
非腫瘍性ではがん化することがほとんど無いので、積極的に切除するほどのことはありません。
ただし有茎性で大きなポリープは出血や腸重積(腸の一部が、同じ腸の中にもぐり込んでしまう疾患)を引き起こす可能性があるため、内視鏡による切除を行います。
当院では8㎜未満の小さなポリープに対しては検査の際に切除することが可能ですが、8㎜を越えるような大きなポリープや有茎性のポリープに関しては出血のリスクがあるため入院での治療ができる施設へご紹介いたします。
内科
風邪による体調不良、インフルエンザが疑われる、いきなりの腹痛、下痢、嘔吐・吐き気に襲われるなどの消化器症状、動悸、息切れ、胸痛など心臓に関係する症状があるなど、はっきりした急性の症状などの内科全般を幅広く診療していきます。
また明らかな体調不良であるものの原因が特定できないので、どの診療科に行けばよいかわからないという場合もご受診ください。
内科は、原因不明の患者さまを適切とされる診療科へご案内する窓口的な役割も担っています。
患者さまにみられている症状や訴え、また詳細な検査等を行うなどして、総合的に判断して診断をつけるようにします。
そしてプライマリーケア(初期診療)の結果、高度な医療機器による検査や治療、また入院加療が必要と医師が判断した場合は、当院と病診連携している総合病院や専門の医療機関を紹介します。
このほか、長期の治療が必要とされる慢性疾患も対応しています。
具体的には、長期に渡る不摂生な生活習慣(偏食・過食、運動不足、喫煙・多量の飲酒、過剰なストレス など)をきっかけに発症する高血圧、糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病をはじめ、アレルギー疾患(花粉症、アレルギー性鼻炎、気管支ぜんそく など)、何度も引き起こされる頭痛、貧血、便秘といった症状につきましても診療範囲となりますので、これらの症状がある場合も内科をご受診ください。
消化器内科
消化器内科では、1本の消化管の中で構成されている食道、胃、腸といった各器官で現れる病変や異常をみるほか、消化管に関連する胆嚢、肝臓、膵臓といった臓器も対象となります。
急な腹痛、嘔吐・吐き気、下痢といった症状がある場合は、まず内科において診療することもありますが、その原因がウイルスや細菌による感染性胃腸炎なのか、日頃の生活習慣によるものなのか、あらゆる可能性を考慮しながら診察いたします。
このほか、消化管や消化管に関連する臓器で発症した潰瘍、腫瘍、結石などによる診察、検査、治療も行います。
詳細な検査が必要と医師が判断した場合、レントゲン撮影や腹部超音波検査(腹部エコー)といった画像検査はもちろん、胃カメラや大腸カメラを用いた内視鏡検査で診断をつけることもあります。
肝臓内科
肝臓内科は、主に肝臓に生じる病気の診断・治療を行なう専門診療科です。
お酒の飲みすぎなどによって肝臓がダメージを受けることは広く知られていますが、実際には肝臓に問題が生じていても、なかなか自覚症状が現われず、病気が進行するまで見過ごされるケースがよくあります。
定期的に肝臓内科を受診し、肝臓の異変を早めに見つけ、適切な治療に繋げるようにしましょう。
日本肝臓学会の肝臓専門医である当院の星岡院長は、さまざまな肝炎肝がん治療に携わって参りました。
B型C型肝炎、脂肪肝炎等の慢性疾患は長くお付き合いが必要な方が多く、肝臓専門医として患者様をサポートして参ります。
特に脂肪肝による脂肪肝炎は近年問題となっており、特効薬の開発が急がれております。
当院では専門的なエコーを用い、肝臓の状態をしっかりと評価した上で、今より良くなるにはどうすべきか、次回検診でひっかからないためにはどうすべきかを患者様の生活スタイルに合わせて一緒に考えていきます。
健康診断
当院では、生活習慣病を早期に発見することを目的とした特定健診、労働安全衛生法に基づく企業健診の中の「雇入時の健診」、「定期健診」、自費による健康診断(自費健診)などを行っています。
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