診療案内
脳神経内科
パーキンソン病、認知症、ALS、てんかん、その他の難病の症状の改善に努めます。内服調整、生活指導からボトックス注射も行います.外出が難しい患者様には訪問診療も行います。
◆パーキンソン病
65歳以上の高齢者の100人に1人が罹患するとされ、決して稀な病気ではありません。内服薬で脳内のドパミンを補うことで症状は改善しますが、時に不随意運動や興奮が出現しますので、小まめな薬剤調整が必要です。当院はパーキンソン病の診断から、内服調整、難病申請、訪問診療まで行い、患者様がご自宅で1日でも長く、自分らしい生活がおくれるようにサポートしてゆきます。
・ 診察の流れ(※診断済みの患者様は内服調整、社会環境整備を行います)
1回目 : 問診、神経学的診察、各種採血検査、認知機能検査
2回目 : ドパミン補充療法への反応を確認(診断困難例は連携病院でMIBG心筋シンチを撮影)
3回目以降 : 診断.重症例は「指定難病医療費助成」を当院で申請
◆認知症
認知症の原因の多くはアルツハイマー型認知症ですが、水頭症、ビタミンB群欠乏、甲状腺機能低下症、てんかん、うつ病等で生じる「治る認知症」を見逃してはなりません。当院は患者様の人格に配慮した丁寧な診察を心掛け、MRIや脳血流検査(他院と連携)、採血検査、髄液検査、脳波検査を行います。認知症と診断された場合は認知症があっても、穏やかに生活ができるように、患者様とご家族を支えてゆきます。以下が当院で処方する薬剤です。
◆てんかん
当院ではデジタル脳波計で脳の微細な信号を分析し、てんかんの発見や、脳活動の評価が可能です。また、抗てんかん薬の「整理」や他剤との飲み合わせのご相談も承ります。
総合内科
疲労、脱水、発熱、咳、疼痛、下痢・便秘、アレルギー、膠原病、癌まで広く対応します。 また 脳梗塞、心筋梗塞の原因となる動脈硬化を予防し、脳梗塞を生じる危険な不整脈(心房細動)を探します。
◆動脈硬化(脳梗塞・心筋梗塞のリスク)
動脈硬化は脳卒中、心筋梗塞、腎不全、勃起不全まで全身に病気を引き起こします。主な原因である高血圧、高脂血症、喫煙をしっかりと管理すれば動脈硬化を進展させないばかりか、改善させることも可能です。当院では採血検査、頸動脈エコーやABI(予定)を用いて管理します。
◆高血圧
既に効果的な降圧薬が上市されており、血圧を下げることは比較的容易になりました。しかし、同時に降圧薬で失神を繰り返すご高齢者が増えており、自律神経の予備能が低下したご高齢者の血圧は「高すぎず、低すぎず」を維持することが大切です。当院では降圧薬を内服している患者様は低血圧にならぬように「血圧手帳」「24時間血圧計」を用いてチェックします。
◆糖尿病
HbA1cを基準に治療をおこないます。高齢の患者様の血糖は「下げすぎない方が予後が良い」ことも知られており、当院では以下のような低血糖を生じにくい内服薬を中心に用います。
◆喘息・COPD・睡眠時無呼吸症候群
喘息、COPDの患者様が良い呼吸状態を維持するには禁煙の継続に加えて、ステロイドや抗コリン薬の吸入の継続が必要です。呼吸状態を鋭敏に反映する「スパイロメーター」を用います。また、睡眠中の呼吸不全が日中の耐え難い眠気を生じる睡眠時無呼吸症候群は「夜間ポリソムノグラム」の機器を貸し出して診断いたします.毎週水曜日、呼吸器科専門医が診療を行います。
◆下痢・嘔吐・便秘
下痢や嘔吐の主な原因はウイルス感染症です。無理に止めずにこまめな水分補給を励行します。飲水が困難な場合や脱水が著しい場合は点滴を行います.便秘時に用いる下剤の種類は主に3種類あります。
◆迅速検査
インフルエンザ、溶連菌感染症(予定)、ノロウイルス感染(予定)、ヘルペスウイルス(予定)の「迅速診断」が可能です。
呼吸器科
◆喘息・COPD・睡眠時無呼吸症候群
喘息、COPDの患者様が良い呼吸状態を維持するには禁煙の継続に加えて、ステロイドや抗コリン薬の吸入の継続が必要です。呼吸状態を鋭敏に反映する「スパイロメーター」を用います。また、睡眠中の呼吸不全が日中の耐え難い眠気を生じる睡眠時無呼吸症候群は「夜間ポリソムノグラム」の機器を貸し出して診断いたします.毎週水曜日、呼吸器科専門医が診療を行います。
訪問診療
当院は、医療従事者の何気ない言動が、患者様を傷つけぬよう気を配り、患者様が往診日を楽しみにしていただけるような「やさしい」訪問診療を目指します。
24時間対応型・訪問診療、オンライン診療
・ 通院が困難な患者様に渡邊醫院(西区)と連携し24時間対応型の訪問診療を行います。
・ 平日13時を中心に月2回行います(緊急時は連日の往診も行います)。
・ 必要時は往診先でレントゲン、超音波、脳波検査を行います。
・ 緊急時は連携病院への「搬送」をコーディネートし、延命を希望されない患者様は「お看取り」も行います。
・ 往診日以外でも電話相談(往診患者様専用回線)やオンライン(インターネット経由の)診察も行います。
◆訪問診療で可能なこと
■処置
・ 経管栄養、胃瘻栄養、中心静脈栄養
・ 尿道カテーテル、気管切開チューブ、胃瘻ボタン(8月頃より)の交換
・ 在宅酸素療法の管理
■検査
・ 神経学的所見(脳梗塞、パーキンソン病、認知症が疑われる時)
・ 採血検査 / 髄液検査(発熱、意識混濁がある時)
・ デジタル脳波検査(物忘れ、異常行動、意識混濁がある時)
・ 腹部超音波 / 頸動脈超音波(8月頃より予定)
・ レントゲン検査(8月頃より予定)
■治療
・ 点滴、抗生剤、鎮静剤、鎮痛剤投与
・ 浅い創傷の縫合
・ 胃瘻栄養管理
健康診断
結果の作成には通常7~10日程度かかります.一部のコースは当日発行も可能です。
・Aコース(入試時、入学時など)
問診・身長・体重・BMI・腹囲・血圧・視力・聴力検査+尿検査(蛋白・糖・潜血)
5500円 → 4500円
・Bコース(定期企業健診:労働安全衛生第44条)
Aコース+胸部X線+血液検査(貧血、肝機能、脂質、血糖)
6900円
・Cコース(就職、雇入、定期企業健診:労働安全衛生法第43条)
Bコース+心電図検査 7900円
・施設入居コース
Cコース+感染症(HBs・HCV)+下記追加項目 12000円~
・指定用紙への記載
1500円
・送料(レターパック)
360円
・当日発行料(Aコースのみ)
1500円
オンライン診療
携帯電話やタブレットにCLINICSをダウンロードしていただければ、当院でオンライン診療が可能です。再診」はもちろん、「初診」の患者様もご利用いただけます。
① 「クリニクス」をダウンロード
② のげ内科・脳神経内科クリニックを検索して予約
③ オンライン診療開始、その後クリニックへのお会計
※ 再診の患者様は1階のアイビス薬局から「お薬の郵送」が可能です。お会計は次回、来院時にお願いいたします。
お知らせ
頭痛外来
頭痛専門医による頭痛外来.必要に応じてCT撮影をおこないます.適応があれば片頭痛の最新治療であるCGRP製剤(アイモビーグ、エムガルティ、アジョビ)の投与も可能です.
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