ミラドライは、ワキ汗による悩み(ワキ汗・ワキガ)を改善する治療機器です。
ミラドライは、マイクロ波を用いて汗腺(エクリン汗腺・アポクリン汗腺)の存在する部分を熱により焼灼・凝固させます。
ミラドライを使用することでワキ汗・ワキガの治療が可能です。
1回のミラドライ治療により、70~80%程度の汗腺の焼灼・凝固が可能と考えられています。
皮膚を切開する手術(剪除法・皮弁法・超音波メス剪除法など)では、約90%の汗腺の除去が可能とされています。
100%の汗腺を除去するには、皮膚をはぎ取る以外方法はありません。1回のミラドライ治療でも十分な汗の減少・臭いの減少を実感できます。
治療効果は半永久的に持続しますが、効果が不十分な場合には、医師と相談の上、6か月以降に計3回の治療が可能です。
手術療法と比較して、傷跡も残らず、安静や固定(ダウンタイム)が不要な効果的な汗治療といえます。
◆治療の流れ
1. 汗が出る範囲をチェックします。その後、局所麻酔液を皮下注射します。(神経や筋膜への熱損傷を防ぐため、ツーセメント混合液という麻酔混合液を、皮下組織に十分に注射します)
2. 汗が出る範囲を、テンプレートを用いて皮膚にマーキングします。
3. ミラドライを照射します。
4. 治療後は、アイスパックで治療部位を冷却します。
※治療時間はワキの通常照射は約60分、広範囲照射は約2時間です。
◆当院の特徴
●広範囲+中央2回照射
ワキ汗に対するミラドライ治療は、通常ワキ毛が生えている領域から1㎝離した領域までが照射範囲に設定されています。
しかし、ミラドライ治療を行っても十分に汗が止まらないという方が一定数いらっしゃいます。
ヨードでんぷん反応で発汗部位を調べてみると、施行部分は汗が止まっていても、施行部分の周りの発汗が残っているという方がほとんどでした。
ドーナツ状に汗が残ってしまうことを防ぎ、かつ中央部分の汗腺を十分に焼灼・凝固することを目的に、当院ではオプションで広範囲照射と中央部分の2回照射を行っています。
広範囲+中央2回照射では、上腕からワキの下、胸の横側までの発汗量の減少と、臭いの改善を実感できる満足度が非常に高い治療です。
広範囲+中央2回照射は、ミラドライ治療に精通したクリニックでのみ施行可能です。
当クリニックではこの度、最新のRF(高周波)治療機器『ボルニューマ』を導入いたしました。
ボルニューマはRF治療器の中でも、真皮層から皮下脂肪層の深部にアプローチでき、脂肪層の引き締めと真皮内のコラーゲン生成が促され、高出力による高い治療効果が期待できます。
【期待される効果】
・肌のたるみやしわの改善
・ハリとリフトアップ効果
【ボルニューマの特長】
◆痛みが少ないRF治療
独自の4段階の冷却・バイブレーション機能と痛み制御モードを搭載しており、従来のRF治療器と比べて痛みが少ないことが特長です。
◆痛みや副作用を緩和し、効果を高めるチップ
特許取得済みの丸みを帯びた特別なチップを採用しています。この丸みを帯びた独自のチップは、痛みや火傷などの副作用のリスクを緩和し、さらに照射部位の肌に密着することで均一に熱エネルギーを伝え、より効果的な照射が可能となります。
◆照射部位に合わせた確かな効果
4種類のカートリッジが搭載されており、目元、顎、首元、顔全体といった異なる照射部位に合わせて適切なカートリッジを選択し、施術を行うことができます。
さらに、部位に応じて最適なエネルギー量を毎回測定し照射するため、より安全で確かな効果が得られます。
◆ダウンタイムがほぼない
患者様によっては、肌質によって施術後に赤みや腫れが出ることがありますが、これらの症状は時間とともに消失します。
ダウンタイムの問題を気にせず、施術後からメイクが可能ですので、周囲の方に施術が気づかれにくいことも特徴です。
◆肝斑などの病変があっても施術可能
肝斑(かんぱん)は、主にホルモンバランスの乱れが原因で現れるシミの一種で、ほほ骨を中心に左右対称にシミが生じます。ボルニューマは、肝斑などの病変があっても施術が可能です。
【当クリニックのボルニューマの特徴】
①専門スタッフ(看護師)が施術
トレーニングを受けた専門の看護師が医師の指示に基づいて行います。患者様のお肌の状態に合わせた、適切な施術をご提供いたします。
②当日施術も対応、夜間診療で利便性が高い
カウンセリング・初診と施術を同日に行う「当日施術」に対応しております。平日は夜21時までの診療も実施しているため、無理なく治療を受けられます。
③適正価格で提供
当クリニックの理念である「知識と経験に基づいた医療を、適正な料金で提供すること」に基づき適正価格でご提供しています。
ワキ汗・ワキガの治療には、保存的治療(制汗剤・内服薬・外用薬・ボトックス注射・イオントフォレーシス)と手術療法(剪除法・皮弁法・超音波メス剪除法など)があります。また保存的治療と手術療法の中間の存在として、マイクロ波を用いた切らない汗治療器「ミラドライ」があります。
◆内服治療
抗コリン薬と漢方薬が使用されています。
唯一保険適応があるのは臭化プロバンテリン(商品名;プロバンサイン)です。
その他オキシブチニン(商品名;ポラキス)、コハク酸ソリフェナシン(商品名;ベシケア)などがありますが、効果の程度にはばらつきがあります。また口の渇きや目のかすみ、眠気などの副作用があります。
前立腺肥大症や緑内障の方など、薬を使用できない場合があります。
◆外用療法
塩化アルミニウム(保険適応なし)は液体の塗り薬で、エクリン汗腺にフタをする効果があります。
しかし、盛んに汗が出る状態では、塗ったそばから薬液が流れ落ちてしまうため、効果が表れにくくなります。
内服薬に比べると、副作用は低いとされていますが、口の渇きや目のかすみ、眠気などの副作用がでることがあります。
内服薬同様、前立腺肥大症や緑内障の方など、薬を使用できない場合があります。
◆ボトックス注射
ボツリヌス菌が産生するボツリヌス毒素を、希釈して皮内に注射します。
ボツリヌス毒素は、神経終末からのアセチルコリンの放出を抑制して神経伝達を阻害し、主にエクリン汗腺からの汗の分泌を抑制します。
片側20か所程度を皮内注射します。重症の腋窩多汗症(汗が我慢できず、日常生活に支障があるレベル)の場合のみ保険適用となります。
◆ミラドライ
2018年6月に厚生労働省より薬事承認を取得した医療機器です。
電子レンジと同様のマイクロ波を用いて、汗腺が存在する領域を焼灼・凝固し、発汗を抑制します。治療後も生活の制限がなく、治療直後から発汗量の減少が認められます。
当院では、より治療効果の高い広範囲照射をお勧めしています。
メディカルダイエットとは、医療機関が提供する医薬品や医療機器を用いて行うダイエットを意味します。
治療には、生活習慣改善や薬物治療、外科的治療などがあります。
【肥満の治療】
1. 生活習慣改善
具体的には、食事制限と運動です。
2. 外科的治療
胃を小さく形成するなどして、食事量を減らしたり、消化吸収を抑えたりするものです。
当クリニックの医師は、この外科的治療を専門としており、国内屈指の経験を有しています。
外科的治療は非常に高い減量効果がありますが、一般的に高度肥満(BMI35以上が目安)の方が対象であること、手術(体にメスを入れる行為)であるため抵抗感を感じる方が多いことなどがあります。
3. 薬物治療
当クリニックでは、患者さんの希望ならびに病態に応じて以下の薬物治療を用意しています。
◆GLP-1(ヒトグルカゴン様ペプチド-1)製剤(注射)
セマグルチド(オゼンピック皮下注)を用います。
セマグルチドはヒトGLP-1アナログ製剤で、血糖降下作用と食欲抑制作用を有しており、日本では糖尿病治療薬として広く用いられています。一方、海外では糖尿病を有さない肥満患者さんに対しても使用されています。
◆GLP-1製剤(経口剤)
注射は極細の針を使用しますので痛みは少ないですが、やはり注射は苦手という方もいらっしゃると思います。
そのような方に対しては、注射製剤と同じ成分の経口剤(リベルサス錠)を用います。
◆SGLT2阻害薬
SGLT(sodium glucose cotranporter)はタンパク質の一種で、体内でグルコース(ブドウ糖)やナトリウムといった栄養分を細胞内に取り込む役割を担っています。
◆漢方薬
当クリニックでは、防風通聖散(ボウフウツウショウサン)を用います。
余分な脂肪を排出し、代謝を高めることで体重減少を得ようとする薬剤です。
◆食欲抑制薬
マジンドール(サノレックス)は、食欲中枢に直接作用して食欲を抑制します。また満腹中枢を刺激することにより、少ない食事量で満腹感を得ることができ、空腹感を少なくします。
◆フォーミュラ食
フォーミュラ食は糖質や脂質を抑えつつ、タンパク質やビタミン、ミネラルなど体に必要な栄養素を効率良く補う「カロリーコントロール食品」です。
安全なダイエットを行うためには、減量中の体をしっかりと支えてくれるこれらの栄養が欠かせません。
ルメッカは、シミ、くすみ、そばかす、赤ら顔を含めた肌質改善を目的とした新しい光治療(IPL)です。
イスラエルのInMode(インモード)社が製造した高性能の光治療マシンで、アメリカのFDA(日本の厚生労働省に相当する行政機関)によってその効果が認められ、認可製品に指定されています。
ルメッカは、光と熱の作用でコラーゲンやエラスチンの再生を促進し、肌にハリや潤いを与え、ターンオーバーを促進させます。様々な肌トラブルの改善・解消に有効で、肌全体の若返りが可能な施術です。
◆効果・特徴
・最適な出力スペクトルにより、シミ・くすみなどの治療が可能
・今までのIPL治療よりも少ない治療回数(1-2回程度)でヘモグロビンやメラニンへの効果が期待できる
・濃いシミや薄いシミ、隠れシミへの高い効果が期待できる
・肌質改善や皮膚の若返りにも効果が期待できる
・ターンオーバーを促進して、さまざまな肌トラブルの改善、解消に有効
・テープや絆創膏を貼る必要はなく翌日からメイクが可能(小さなかさぶたが生じることがあります)
・ダウンタイムは翌日~数日程度
当院では、アラガン社・GSK(グラクソ・スミスクライン)社から認定を受けた医師がボトックス注射(ボツリヌス・トキシンA注射)を行っています。
本邦ではアラガン社から販売されているボトックスのみが保険適応となっていますが、薬価が高いため受ける方の金銭的なメリットは高くありません。
当院では、美容医療の先進国である韓国の食品医薬品安全庁(KFDA)によって医薬承認されている「ボツラックス(Botulax)」を採用しています。効果や持続期間については、ボトックスビスタと同様です(下記参照)。
ボツラックスは韓国より冷凍便で配送され、使用する際に院内でその都度調剤しております。
お客様のお悩みに沿って、丁寧なカウンセリングを行います。
お一人お一人のライフスタイルやお化粧の雰囲気からお顔の黄金比率・骨格・筋肉の動きなどトータル的に考慮し、自然の美しさを最大限に活かすデザインをご提案いたします。是非当院へお任せ下さい。
アートメイクの自然な発色・仕上がりを重視するためには個人差はありますが、通常2~3回の施術(施術期間、約1.5ヶ月前後)をお受けいただきます。
重ね入れすることで綺麗に持続し、濃さやデザインの調整もしていきます。
その後は、新陳代謝によるターンオーバーが繰り返される事により約1年~3年程度で少しずつ退色していきます。
(個人差があります。完全に消えることはありません。)
当院の眉アートメイクは、マシンを使用せず手彫りによって眉毛1本1本を再現していく「4Dストローク眉」です。
お客様お一人お一人の眉毛に合わせてデザインし、毛流れに沿って丁寧に手彫りで色を入れていくため、立体感のある毛並みを作り上げます。
仕上がりもナチュラルなので、ノーメイクでも不自然さがなく、素顔に自信がもてるようになります。
--アートメイクはこのような方におすすめ--
●上手くメイクができない方
●メイク時間を短縮したい方
●ノーメイクでも出かけたい方
●ノーメイクに自信を持ちたい方
●眉毛が薄く、年齢より老けて見える方
●加齢や疾患に伴い眉が薄くなってしまった方
●若返り、アンチエイジングしたい方
●老眼で見えにくく眉メイクがしづらい方
●怪我などの傷跡、毛が生えなくなった部分を目立たなくしたい方
●スポーツや温泉が好きな方
アートメイクは、医療機関で施術をするので安心です。
万が一、皮膚トラブルが起きてもお薬で治療いたします。また、医療用の麻酔を使用するので施術時の痛みはコントロールできますし、感染予防のため患部に触れる物は滅菌した物品を使用します。
当院ではオンライン診療を行っております。
【オンライン診療対象の診療内容】
・ワキ汗、多汗症
・メディカルダイエット
・AGA
※なお、オンライン診療は診療アプリ「デジスマ診療」を用いて行います。