Caloo(カルー) - 診療案内(耳の病気・鼻の病気・のどの病気 他): おしあげ耳鼻咽喉科 - 墨田区
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医療法人社団翔和仁誠会 おしあげ耳鼻咽喉科
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アクセス数  5月:651  |  4月:322  |  年間:3,515

診療案内

耳の病気

当院では、以下のような疾患の治療や補聴器相談を行っています。

◆耳垢栓塞(耳あか)
耳鏡を用いて観察しながら、耳垢を摘出します。
耳垢が大きすぎたり、外耳道へ強く付着している場合には、「耳垢水」という液体を使って耳垢をふやかしてから摘出します。

◆急性中耳炎
初期治療では、抗生物質や炎症を抑えるお薬を投与するとともに、中耳と耳管を通してつながっている鼻やのどの炎症の改善を図ります。
鼻水を吸う処置を行うほか、お子さんには上手な鼻のかみ方もお伝えします。

◆滲出性中耳炎
溜まった滲出液を排出しやすくするために去痰薬を内服するほか、長期間症状の改善が見られない場合などには、鼓膜の一部を切開したり、換気チューブを留置する手術(鼓膜チューブ留置術)を行います。

◆慢性中耳炎
症状が軽い場合には、抗生物質の内服と耳の洗浄によって治療を行います。
外から直接炎症を抑えるために、耳の中に薬液を滴下する点耳薬を用いる場合もあります。

抗生物質や点耳薬の服用によっても耳だれの症状が改善しない場合には、手術的治療(鼓室形成術)を検討します。

◆突発性難聴
発症から数日以内で症状が軽度の場合は、ビタミン剤や循環改善剤を投与して様子をみます。
難聴の程度が強い方には持病や血液検査でご状態を確認しながらでステロイド薬を内服して頂きます。

◆めまい
症状が強い方には点滴や頭を数段階に分けて動かし耳石を元の位置に戻す浮遊耳石置換法(エプリー法)を行います。
長引く方には抗めまい薬の内服やめまいに対するリハビリ運動を行います。

メニエール病では、内リンパ水腫を改善するために透圧利尿薬を内服するとともに、発作の予防も兼ねて睡眠や食事などの生活習慣の改善を行います。
また発作時の難聴の程度が強い方にはステロイド薬の治療を検討します。

◆補聴器相談
加齢や病気により「聞こえ」にお悩みの方を対象に、補聴器に関する相談を受け付けています。

1.問診:現在の聞こえに関するお悩みをお聞きします。
2.視診:耳を見させて頂き、聞こえに影響する病気がないか診察します。
3.検査:聴力検査(純音聴力検査、語音聴力検査)
4.診断:診察や聴力検査の結果をもとに、補聴器の適応の有無を判断します。
5.補聴器の購入:当クリニックより、紹介状を発行しますので、補聴器販売店にご提出ください。

鼻の病気

当院では、以下のような疾患の治療を行っています。

◆アレルギー性鼻炎
症状をコントロールするために抗アレルギー薬、ステロイド鼻噴霧薬などの薬物療法を行います。
各種薬物療法で改善がみられない重症の場合などには、レーザー手術などの手術的治療や、アレルゲン免疫療法(減感作療法)を検討します。

【アレルギー性鼻炎に対するレーザー手術】
当院ではCO2レーザーによる下鼻甲介粘膜焼灼術を行っています。
鼻粘膜の表面をレーザーで焼くことにより、アレルギー反応がおこりにくくなります。
また鼻粘膜のボリュームも小さくなりますので、鼻の通りが良くなります。

特に鼻づまりには高い効果が期待でき、鼻がつまって仕事や勉強に集中できない方、熟睡できない方、いびきが気になる方はぜひ一度ご相談ください。
スポーツをされる方にもお勧めです。

【舌下免疫療法】
アレルゲン物質を体に入れ、慣らしていく治療方法です。
アレルギー性鼻炎の方(スギ・ダニ)が保険適応です。

方法は錠剤のアレルゲンエキスを少量から体内に入れ、徐々に濃度を濃く量を多くして体を慣らしていきます。
治る可能性、症状が軽くなる可能性があり、効果は3ヶ月程で出てきます。

◆副鼻腔炎
薬物療法では抗菌薬や去痰薬を用いるほか、鼻腔や副鼻腔に薬剤を直接投与することを目的に吸入療法を行ったり、鼻腔粘膜を薬剤で収縮させて鼻腔内を清掃したります。

成人で、ポリープや腫れた粘膜により鼻腔と副鼻腔の間の交通路が閉塞している場合や薬物療法により改善しない場合には、内視鏡を使用して、ポリープや副鼻腔の腫れた粘膜と隔壁を除去し、副鼻腔と鼻腔を一つの空間として換気を良くして粘膜の状態を改善する手術を行います。

◆鼻茸はなたけ(鼻腔ポリープ)
ステロイドの点鼻薬やステロイド薬を服用しますが、鼻茸によって気道がふさがれていたり、副鼻腔に感染が頻発したりする場合は、手術による切除を検討します。

◆嗅覚障害
慢性副鼻腔炎やアレルギー性鼻炎、鼻中隔彎曲症など気導性嗅覚障害では、各疾患の治療(薬物療法・手術療法)を行います。

一方、感冒後などの嗅神経が障害されている場合には、ステロイドの点鼻や内服、ビタミン製剤、漢方薬などを使用します。

のどの病気

当院では、以下のような疾患の治療を行っています。

◆扁桃炎・咽頭炎
抗菌剤や解熱鎮痛剤の服用などの薬物療法が中心となります。
また、食事がとれないなど重症の場合には点滴を行うこともあります。

◆喉頭炎
炎症や咳を抑えるために消炎鎮痛剤や鎮咳・去痰剤のほか、細菌感染が原因の場合には抗菌剤を服用します。
また、のどを安静にしていただくとともに吸入治療をします。

◆声帯ポリープ
まず声帯の安静や消炎剤の投与、ステロイドホルモンの吸入治療を行います。
これらの保存的治療でポリープが消失しない場合には手術による摘出を検討します。

◆声帯結節
声帯結節の治療の基本は、発声を控えて声帯を安静にすることです。また、消炎剤の投与、ステロイドホルモンの吸入治療を行います。
これらの保存的治療で改善しない場合には、手術による結節の切除を検討します。

◆機能性発声障害
性発声障害の治療では音声治療が第一選択となります。
機能性発声障害の中で最も多い過緊張性発声障害に対しては、あくび・ため息法、気息性発声、軟起声ハミング、whimpering、吸気発声などのリラクゼーション法を用いて治療します。

◆味覚障害
亜鉛を多く含んだ食品を摂るよう心掛ける食事療法のほか、亜鉛を含む薬剤を服用する薬物療法や、口腔の乾燥予防や衛生環境のケアを行います。

薬剤が原因と疑われる場合には服薬を停止するなど、味覚障害の原因ごとに適切な治療を行います。
味覚障害は原因がはっきりしても改善するのには数カ月以上要することもありますので、一般的には治療が時間を要します。

◆咽喉頭異常感
咽喉頭異常感では、喉頭鏡や喉頭内視鏡を用いて患部を確認するほか、問診や触診、血液検査、画像検査等により炎症や他の病気がないかを検査します。
これらの検査により他の病気が原因であると認められる場合には、それらの疾患に合わせた治療を行います。

一方、原因疾患が特定されず、ストレスが原因と考えられる場合には安定剤や漢方などの薬物療法を行います。
食道病変が疑わしい場合は胃カメラをおすすめすることがございます。

◆口内炎
薬物療法が中心で、口内炎の原因に応じて抗菌剤や抗真菌剤を服用するほか、患部へのステロイド軟膏の塗布を行います。
他には口腔内の乾燥予防や衛生環境のケアをさせていただきます。

一般診療・その他の病気

当院では、耳鼻咽喉科のみならず関連する他科疾患も含めて出来る限り総合的に対応しております。

耳、鼻、のど、めまいに関するお悩みのほか、何科に受診していいのかわからない症状もご相談に乗らせていただきますし、分かる範囲では初期対応をさせていただきますので、ご相談ください。

また、総合的な診療や西洋医学の補完のために、漢方薬治療も行っております。
温める作用や体力・免疫力を高める作用などは西洋薬にはない効能として治療の補完に活躍します。

◆風邪かぜ・インフルエンザ
インフルエンザが疑われる場合には、鼻から長細い綿棒を入れて検体を採取し、迅速キットでの検査をします。結果は10〜15分ほどで判明します。
治療は、抗ウイルス薬や解熱鎮痛剤、去痰剤などの服用といった薬物療法が中心です。

◆(咳)喘息ぜんそく、アトピー咳嗽
アレルギーの内服薬やステロイドの吸入薬を使います。
(咳)喘息では初めて診断された場合にはまず1~2年、その後安定しても発作後は3か月以上治療を継続することが推奨されます。

◆睡眠時無呼吸
病状に合わせて内服薬、手術、経鼻CPAPなどを組み合わせて治療します。
内服薬は鼻詰まりの改善によく利用されますが、中枢性の場合は精神科医の処方により脳の機能を改善していきます。

マウスピースは成人でも使用することもありますが、小児ではマウスピースによって顎の成長のバランスを整えられるため大きな効果が見込めます。

手術は、小児では扁桃・アデノイドの切除、大人では鼻づまりを良くする手術やのどを広げる手術、顎の骨のバランスを整える手術などがあります。

◆帯状疱疹
初期の痛み止めが不十分の場合、神経痛を残すことがありますので、積極的に痛み止めを行います。また、抗ウイルス薬の内服を行います。
神経に麻痺症状のある方は、それに合わせた投薬を行います。

◆結膜炎(細菌感染、アレルギー性)
アレルギー性であれば抗ヒスタミン点眼やステロイド点眼を使用します。
細菌感染であれば抗生剤の点眼を使用します。ウイルス感染(プール熱など)であれば対症療法(かゆいなら抗ヒスタミン点眼など)になります。

小児一般外来

耳鼻咽喉科疾患以外に、関連疾患として下記疾患の対応を行っております。
生後数日から診察可能ですので、お気軽にご相談ください。

◆各種感染症
■溶連菌感染症
抗生剤はペニシリンを10日間内服するのが標準治療となっています。
治療が十分効いたか確認するために、後日尿検査や迅速検査・培養検査などを行います。

・プール熱(咽頭結膜熱)
・ヘルパンギーナ
・手足口病
・おたふく風邪
・鵞口瘡(がこうそう):カンジダというカビ(真菌)が口に感染する病気です。

◆胸部の病気
■気管支炎
ウイルス性であれば対症療法のみで、細菌性の場合は抗生剤を使用します。

■小児喘息
抗ロイコトリエン薬(モンテルカスト、プランルカスト)の内服やステロイド吸入薬、気管支拡張薬などを長期間使用しますが、年齢により治療薬の優先順位が変わります。

◆眼の病気
■結膜炎(細菌感染、アレルギー性)
アレルギー性であれば抗ヒスタミン点眼やステロイド点眼を使用します。
細菌感染であれば抗生剤の点眼を使用します。

ウイルス感染(プール熱など)であれば対症療法(かゆいなら抗ヒスタミン点眼など)になります。

◆皮膚の病気
■乾燥肌
保湿の指導や処方をします。
耳では外耳道湿疹という病名になりますが、耳掃除のし過ぎが耳の乾燥肌の原因となりますので、耳掃除の指導をさせて頂きます。
かゆみ止めを使用し、掻かないようにすることも大事な治療です。

◆アレルギー
■食物アレルギー
症状がはっきり出たり、血液検査の反応が強い場合は、食事から除去します。
アレルギーの内服薬やアドレナリンの注射剤を処方し、携帯していただく場合もあります。

症状が出ず、血液検査の反応も弱い場合は、食物アレルギーを専門とする医師の監視下に経口負荷試験を行い、少しずつ毎日食べてもらうことで体を慣らしていきます。

◆神経発達症(発達障がい)児の耳鼻咽喉科治療
年齢や発達特性によって対応の仕方を変え、恐怖心を最小限にすることを優先し、繰り返し同じ流れで診察・処置を行っていくことでなじんでくれる場合もあります。

耳鼻咽喉科で苦い思い出のあるお子さんでも気軽に受診していただければと思います。

予防接種

当院では、インフルエンザの予防接種を行っております。

すべての診療科目・専門外来・専門医

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