医療法人新成医会 総合リハビリテーションセンターみどり病院

　母親が体調不良で、みどり病院に入院しました。病室は４人部屋です。
筆者が面会している時、介護士が入室しました。「便秘気味なので浣腸します。」と言うので、筆者は廊下に出ました。
　実は、同室の患者...

　母親が体調不良で、みどり病院に入院しました。病室は４人部屋です。
筆者が面会している時、介護士が入室しました。「便秘気味なので浣腸します。」と言うので、筆者は廊下に出ました。
　実は、同室の患者さんの、似たような場面に居合わせた事があります。
その人は、母親より後に入院してきた人で、見た限り元気そうです。
介護士が「３日間お通じが出てないので浣腸しませんか」と言いました。すると患者さんは、「３日間出ないのは、よくあること。病院の食事が美味しくないのであまり食べていない。だから便が出ない。」と反論しました。結局この日は、浣腸なしで介護士は退室しました。
　ある製薬会社の公式ホームページによると、「便秘とは、３～４日、便が出ないこと」
とあります。この３～４日、というのは、あくまで健康な人の数値であり、食の細くなった高齢者や、病人には当てはまらないと思います。
　それ以来、おむつ交換の後、筆者は介護士に排便の有無を尋ねることにしました。すると、「少し排便がありました。」という回答を何度か受け取りました。それにもかかわらず、介護士はあくまで「便秘気味」と言い、浣腸を繰り返したのです。
　１月の診療明細書が、筆者の手元にあります。それによると、６０mgの浣腸が、６回行われています。患者の肉体的、精神的負担を考えて、せめて便秘薬にするなどの配慮が欲しかった。

義母の物忘れが頻繁になり、
認知症を心配して受診しました。
予約すると、半月から1カ月ほどで最初の受診。
１回目は、家族からの聞き取りやMRI検査。
2回目は半月ほど後に、義母だけ別部屋で
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義母の物忘れが頻繁になり、
認知症を心配して受診しました。
予約すると、半月から1カ月ほどで最初の受診。
１回目は、家族からの聞き取りやMRI検査。
2回目は半月ほど後に、義母だけ別部屋で
認知症テストを受けます。
さらに半月ほど後に、
3回目受診で検査結果が。
だいたい最初の受診から1ヶ月ほどで、
認知症かどうか結果がわかります。
義母は、認知症の少し手前の結果でした。
薬などはまだ必要はなかったです。
でも、自宅で家族だけと接するより、
他人と関わる事で、認知症の進行は進みにくくなるとの事で、
地域の包括センターに連絡をして、
地域で行われる、
元気サポートリハビリに通うことになりました。
リハビリは、包括センターに連絡をして、
1ヶ月半程あとから通えることになりました。
まだリハビリは行っていないので効果はわかりませんが、
病院を受診した事により、
そばで義母にイライラしていた義父も
理解をしめして、義母の話を否定したり
言い間違いを責めたりがおさまりました。
本人は、物忘れがあっても、自分は普通だと思っているから、病院に行く事も最初は嫌がりましたが、
義父を巻き込んで、一緒に行く事や、
より長く健康で自宅で暮らすために、
早めがいいことを話して、受診を納得してくれました。
次は半年後に再受診で、治療方針は変化すると思いますが、
先生も穏やかで優しい方で、受診して良かったです。
老いは誰でも来るものですが、
周りに隠すより、理解を求めて行けたら
本人も安心すると思います。