急性声帯炎で突然声が出ない。咳や熱はありませんでした。
またむどん (40歳代・女性)
病気 | 急性声帯炎、声帯粘膜下出血 |
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関連 | 声が枯れる |
参考 | http://study-voice.com/seitaien-kyusei-mansei.html |
休日に家族で朝から観光に出掛けたときのことでした。
観光客の人だかりと行き交う車の中、自由奔放に動き回る二歳の息子を制するのに
大きな声を何度も出していたせいでしょうか。
夕方になって声の調子がおかしくなり、オカマのような声になってしまいました。
少し喉に違和感がありましたが咳や熱はなく、すぐに治るかと思ってました。
翌日、息子の面倒を見るために無理して声をだしていたら、
かすれた囁き声を出すのも精一杯の状態になってしまい
激しく咳き込むようになりました。
次の日も全く話せない状態でした。
さすがに不安になって近くの耳鼻咽喉科を受診すると、
声帯の粘膜下で出血していて、炎症を起こしていると言われました。
声帯炎は喉を酷使する人(保育士や教師、歌手)に多い症状だそうで、
過度の喫煙や飲酒も原因になるそうです。
声帯粘膜下の出血は生理前後の女性に多いそうです。(確かに生理1週間前でした)
しっかり治るまでは声を出さずに安静にするしかないそうで、
1週間から10日は喋らないように言われました。
囁き声でも余計に負担がかかって悪化するので良くないそうです。
無理に声を出していると声帯炎が慢性化して、完治に時間がかかるそうです。
そうは言っても、二歳の子供と毎日一緒に過ごす中で
言葉無しに過ごすことは困難です。
少しでも早く治したかったので、出来るだけ毎日、ネブライザーをしに
通院することになりました。
そして、習慣になっていた晩酌をやめて、加湿器、マスク、のど飴、のどスプレー、
イソジンでうがいをするなど、のどを労るように努めました。
のどを暖めると良いと聞いたので、スカーフやタオルを巻いて過ごしました。
5日間くらいは本当に声が出せませんでしたが、10日くらい後には
普段通りに近い状態まで声が出せるようになりました。
しかしまだ喉に違和感があります。
油断すると、とたんにぶり返してしまうそうなので気をつけたいと思います。