片頬の腫れ。おたふく風邪と間違え易い、子供の反復性耳下腺炎。
Henry (40歳代・女性)
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2014年08月19日投稿
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病気 | 反復性耳下腺炎 |
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病院 | 医療法人阿部こどもクリニック |
製薬 | セフジニル細粒小児用20%「タイヨー」 |
関連 | 耳が痛い |
2歳になったばかりの息子がぐずぐずと泣きながら耳のあたりを押さえて「痛い、痛い」と言うので、初めは中耳炎になったものと思っていました。
耳鼻科に連れて行くか、かかりつけの小児科にするか迷ったあげく小児科に連れて行きました。
主な症状は、左の耳の下あたりが若干膨れていて、そこを痛がること、そして食欲がない事くらいでした。
先生は、腫れた部分に触れたり、喉の奥を見て、反復性耳下腺炎だと診断しました。
私には聞きなれない病名でしたが、おたふく風邪と同じところが腫れるが、おたふく風邪と違い感染症ではなく、腫れも数日で引くとの事でした。
息子の場合、発熱もなかったので体調さえ良ければ通園しても問題ないと言われました。
抗菌剤(セフジニル細粒(小児用)20%)と口内の消炎と鎮痛剤(トランサミンシロップ5%)を3日分処方され、特に症状が悪くならなければ再度来院する必要はないと言われました。
先生のお見立て通り、数日で頬の腫れが引き、痛みが無くなったようで、食欲も戻りました。
素人目からはおたふく風邪と見分けるのが難しいですが、おたふく風邪は両方の頬が腫れることが多いのに比べ、反復性耳下腺炎は殆どの場合、腫れるのは片方の頬だけだそうです。
症状も軽く済むことが多いので、慌てず受診することをお勧めします。