徐々にヘマトクリット値が上がった夫。医師によって見解のことなる多血症。
フラワー806 (40歳代・女性)
40代の夫です。
10年程前から徐々にヘマトクリット値(血液中に占める赤血球の容積の割合。健康成人の値は男子で約45%)が上がって53%前後となり、健康診断で引っかかったことから紹介状を持って某大学病院に行きました。
遺伝子検査を含めひと通りの血液検査をしましたが原因を特定できず。喫煙や飲酒もしません。
悪い病気ならば命に関わるからと、医師から骨髄検査をすすめられました。
「大丈夫ですよ。この病院ではよく行われていることですから。」と言われましたが、やはり痛くて怖いというイメージがあります。
また赤血球以外は異常がないことから、骨髄検査をしても答えが出るとは思えませんでした。その疑問をぶつけても「骨髄検査した方がいい。希望しないのであれば血液がドロドロで詰まってしまうかもしれないから抗血栓薬を飲んで下さい。」と高圧的に言われ選択肢を与えられませんでした。
そこで「水を多めに飲むことは意味ありませんか?」と尋ねると、「意味はありません」と即答されました。
夫婦で相談した結果、転院を決めました。
一番の決め手は目の前の医師に命を預けられるほどの信頼感がなかったことです。
そこで大学病院の医師に転院希望を伝え(かなり機嫌が悪くなりました)、横浜市民病院を紹介してもらいました。
経験豊富な医師で、「ヘマトクリット値も60%ないので定期的に検査して様子をみていきましょう。骨髄検査も抗血栓薬も今は不要です。水をたくさん飲んで下さい」と説明して下さいました。不安ながら転院し、同じ見解だったらと心配していたのですが、あっという間に霧がはれた気持ちになりました。私たちの考えは間違いなかったんだと。
夫は今も3ヶ月毎に通院して血液検査を受けています。
患者に寄り添うような話し方をして下さり、今後も診察をして頂きたいと素直に思える医師に出会えて感謝しています。
大学病院の医師はとことん検査を重ねて結果を出す医師なのだと思います。疑問を持たず骨髄検査を受ける方もいらっしゃるでしょうし、それで不安を取り除けるならいいと思います。
自分が出会いたいと望む医師を探すのも大切なことだと知った経験をお話させて頂きました。
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検診を受けたクリニックで、専門医の受診を勧められて利用しました。 数年前に家族の入院で行ったときは4.0 狆 浜松医療センター(静岡県 浜松市中央区)