母乳のプレッシャーで産後うつに。助産師さんに相談できて楽になりました。
あき
(40歳代・女性)
| 病気 | 産後うつ |
|---|---|
| 病院 | 医療法人社団 飯野病院 |
もともと高齢出産だったのですが、妊娠高血圧にかかり、緊急帝王切開で出産をしました。
産後から術後の麻酔が切れた後の鈍痛に悩まされ、すぐに授乳できなかったのもあってか、なかなか母乳が出ませんでした。産院でも家族や親戚にも「母乳は赤ちゃんにとって最適な栄養源、抵抗力や免疫力をつけるためにも母乳で育てるべき」と言われたのがプレッシャーで、退院後に夫にも言われたのが決め手になり、号泣してしまいました。
それでなくてもオムツ替えや寝かしつけなど、慣れない育児と鳴り止まない泣き声、睡眠不足も原因になっていたとは思います。私は里帰り出産をしていたので実母と実父が同居していたのですがあまりにも辛くなってしまい、自分の部屋からも出られなくなってしまいました。
幸いなことに出産した産院が産後二週間検診を行なっていたので、その時に助産師さんに相談し、「産後うつになっているかも」と言われました。「母乳だけで頑張るよりも、お母さんがリラックスして育児ができるのが子供にとって一番いい環境だから」と励まされ、随分気持ちが楽になりました。
しかし、里帰り先から住まいに戻った後、娘と二人きりの時間が多く、家事と育児のストレスから気持ちがまた落ち込んでしまいました。夫とも言い争いが多くなり、娘の泣き声も聞くのが辛くなってしまったので、里帰り前、妊娠時に通っていた産院の母乳相談外来に行きました。そこで母乳マッサージをしてもらい、合わせて精神的な悩みも助産師さんに相談する事が出来ました。
その時に「育児は赤ちゃんもお母さんも初めて同士だから慣れていなくて当たり前、気持ちが落ち込むのもホルモンバランスの乱れでどうしても起こる事で、泣き声が辛くなってもお互いのリズムが合ってくれば何で泣いているか分かるようになるから大丈夫」とアドバイスを頂き、とても気持ちが楽になりました。母乳マッサージの効果もあり、母乳がだんだんと出るようになってくると娘の機嫌も良くなり、私も慣れてきて生活が精神的に楽になっていきました。
いま思い返しても、産後二週間検診と、母乳外来で助産師さんに相談できたからとても良かったと思います。あの時ずっと一人で乗り越えようとしていたら思いつめてしまっていたと思うので、もし同じように産後うつや、気持ちが落ち込んでしまっている人がいたら病院に早めに行って相談するのがいいと思います。
