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1歳6ヶ月の時に川崎病を発症した娘。小学校の入学とともに、完治を告げられました。

たまちゃん  (40歳代・女性) 2018年02月15日
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病気
川崎病
関連
目が赤い発熱(子供)

娘が1歳半の時、保育園に迎えに行くと園長先生に微熱があり目が充血してるから風邪かもね。病院連れてってねと言われました。その日はかかりつけの小児科がお休みだったし、風邪の引きはじめだと思っていたので、明日病院行こうと軽い気持ちでいました。

次の日、予約を入れ受診すると先生が深刻そうな顔して、まだ確定するほどの所見は見られないが、川崎病の疑いがあるのですぐ大病院に行って下さいと言われました。
その時は目の充血、発熱二日目、舌がちょっと赤いかな位でした。

病院まで自転車で来ていて、車がない日だったので一度帰って荷物を用意してから行きますと伝えると、そんな時間ないからタクシー呼ぶから今すぐこの足で行って下さいと言われました。
川崎病の知識もなければ、風邪の気でいた私は、ことの重大さにパニックになりました。
のちに知りましたが、この病気は早期発見をしないと、冠動脈に瘤ができ、心筋梗塞を起こす危険があるのでどれだけ早期に治療がはじめられるかが大切だそうです。

大病院に行った娘ですが、やはり川崎病の確定までには至らずでも可能性が高いので入院し様子見になりました。
点滴を開始され、入院して二日目には、熱も下がらず症状が増えてきて、川崎病と告げられました。
発見も早く、今は薬もでき昔みたい難病ではないということが唯一の救いでした。

川崎病の治療には、血液製剤から作られる免疫グロブリンが使われますが、家族の中に子供の時の輸血が原因でC型肝炎になってしまったので、血液製剤を使うのが怖くてたまりませんでした。
主治医の先生にも聞いて、現在は昔みたいなことはないとしかしウィルスは何億もあり今わかっているものには、対応してあるけど、この先絶対大丈夫とも言えない未知のウィルスが出てくることも否定できない。
早く治療をはじめないと動脈瘤が出来てしまう。

C型肝炎の治療の苦しみもみてたので、同意書にサインができず旦那にサインしてもらい治療が開始されました。
この薬も全員が効くわけではなく、稀に効かないこともあると言われましたが、薬は効きかかりつけの先生のおかげで発見が早く動脈瘤もできす2週間で退院出来ました。
7歳までなにも出なければ完治になると伝えられ、それまでは定期検査に来て心臓のエコーをやると言われました。

退院後は元気で発症から1か月後には、保育園にも戻れ日常生活が出来ました。運動もみんなと一緒に、水泳も一緒。
ただ予防接種は制限がありました。
あれから6年2017年春。
小学校の入学とともに、完治を告げられました。
子供の病気は本当につらいです。

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