ゴム輪結紮療法により、内痔核が進行し脱肛ぎみの患部を治療しました。
金木犀
(70歳代・男性)
| 病気 | 脱肛 |
|---|---|
| 病院 | 医療法人社団 三友会 あけぼの病院 |
毎年受検していた人間ドックにおいて「複数の内痔核があります。緊急を要する程ではなく比較的小さなものですが、一度専門医に診てもらってください。」そんな毎回のコメントを都合よく解釈し、数年間放置して来た報いなのか、最近下着に粘り気のある汚れが付着していることに気が付きました。このような症状は生まれて初めてのことでもあり、(痔持ちの先輩でもある)友人の紹介もあって、町田市にある『あけぼの病院・肛門外科・赤岩先生』に診ていただくことにしました。
診察後、先生からは「脱肛気味なので、今から余分な粘膜を輪ゴムで縛って治療しておきましょう。」
とっさのこととはいえ、どのような症状になっているのか?またどのような治療内容なのか?一瞬戸惑ってしまいました。初めて聞く『脱肛』という言葉。私にとっては「内痔(いぼ痔)」といった言葉以外は聞いたことがなかったので、びっくりしたと同時に、放置してきたことを改めて後悔しました。
※後日ネットで調べてみると、『内痔核が進行し、肛門の外に脱出するようになった状態』と分かりました。
赤岩先生の処置はビックリするほど手際に良いもので、処置後に先生から説明いただいた内容は以下のようなものでした。
先生の説明を私なりに要約してみると、数個ある内痔核の影響で腸壁の一部の粘膜が余り、その余分な粘膜が排便時などに肛門外に出かかる状態(=脱肛ぎみ)であり、その余分な粘膜を摘まみ上げ、ゴム輪でその根元を縛って壊死させる方法を行ったとのことだった。私のように小さい内痔核の場合は、昔のように体への負担も大きい手術などはしないとの説明であった。
処置中は肛門鏡などが入っている違和感以外は、ほとんど痛みは感じられず、5分程度で終了した。処置後の出血については、排便時に気づくかどうかの少量の出血があるかもしれないこと。またゴム輪で縛った部分については1~2週間でゴム輪とともに脱落し、便とともに出てしまうとのことだった。次回2週間後の診察までは、ポステリザン(軟膏)2gを入浴後に使用するよう説明を受け、本日二回目の診察があり、特段異常が認められないことから、患部を冷やさないこと、座業などで長時間患部を圧迫しないこと、そして過度の飲酒は控えることなどの諸注意の説明をいただき、治療終了となりました。
