初めは風邪の症状でした。喉が痛くて、1週間ほど熱が続き、内科で薬をもらったのですが治らず。
口内炎も出来てきてご飯も食べられず。麻酔を使った胃カメラの検査があったのですが、その後で状態が急激に悪くなってしまいました。熱は38度から39度がずっと続き、口内炎が増えてきました。
次に左足のかかとが赤く腫れてきました。熱をおびて痛みがひどく、救急に行こうかと思うほどでした。
痛み止めでなんとか乗り切り、次の日整形外科へ行きレントゲンを撮りましたが特に異常はなく、ロキソニンだけもらいました。ロキソニンを飲むと痛みと熱は引くのですが、切れる頃にはまたぶり返し、その頃には何か別の病気ではないかと思い始めました。
内科でもう一度症状を説明、あらゆる検査をしてもらいましたが、そこで膠原病の可能性を指摘されました。その日、トイレに行くと陰部に強い痛みを感じ、陰部潰瘍が出来ている事が分かりました。
痛すぎてすたすた歩けず、足も痛くて動けない。そのうち体の節々が潤滑油が切れたみたいにギシギシとしてきて、自分の体を自分で動かせなくなるという最悪な事態に。
内科で紹介状を書いてもらい、医大へ。そこで細かく聞き取りをしてもらった結果、ベーチェット病ではないかと言われ、別の日に皮膚科で腫れている部分から細胞の採取をして病名が確定しました。
コルヒチンを1日2錠飲んで家で様子を見て、効かなければ入院する事になりました。私の場合はコルヒチンの効果がすごく出て、見る見るうちに症状が改善したので入院は免れましたが、これで改善するのは希であることを教えてもらいました。
今はずっとコルヒチンを予防のため飲んでいますが、特に症状はなく、普通に仕事に行き、生活もできています。