息子が3歳の時、川崎病になりました。
初めは、咳や鼻水などの風邪症状はないのに、38度から39度の熱が出て、解熱剤でも全く下がりませんでした。よく言われるような発疹やイチゴ状の舌などは見られませんでしたが、首の後ろのリンパ節が腫れて、目も充血し、手足が少しむくんでいるようでした。
ちょうどゴールデンウィークのころで、かかりつけの病院は休診でしたが、普通の風邪とは違うような気がして心配で、毎日のように混みあう休日当番医に通いました。長時間待たされて、息子もつらかっただろうと思います。
発熱から4日目にやっと川崎病と診断されて、入院となりました。
ガンマグロブリンの点滴を始めてから、みるみる熱は下がり、食欲も出て元気になっていきました。
幸い後遺症もなく、10日間ほどで退院できました。
しばらくの間は、また熱が出たらどうしようと再発におびえて、なるべく風邪などをひかないように外出を控えたり、心臓に負担をかけないように、激しい運動はさせないように気を付けていました。
現在息子は16歳になりますが、再発もせず元気に成長してくれることに感謝しています。今でも、1~2年に一度心電図や心臓エコーの検査を受けに受診しています。