閉じる
メニュー

自室や独りだと大丈夫。「会食恐怖症」とも言える症状と、治療経過について。

nuedori  (40歳代・男性) 2017年03月04日
2,444views 0 8
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
病気
不安神経症パニック障害限局性恐怖症

【症状】
自室や独りだと大丈夫だが、会食(仕事/知人/家族etc.)になると食事中に…
・急に喉が通らなくなる、詰まる、飲み込めない感覚
・嘔気に襲われる(実際吐くまでは行かない)
↓ゆえに↓
・満足に食事が採れない
・奥まった席に座りたくない
・そのような症状になる予期不安から食事に行け(きたく)ない
・会食コミュニケーションに支障

【治療方法】
胃カメラ等で器質的な異常がない確認もしていたので、心療内科に相談。そもそも嘔気に強い恐怖(予期不安の主原因)もあり、薬で症状を抑えつつ出来る範囲で少しずつ行動をする事にしました。

【治療経過】
症状は薬で抑え、仮に出たとしても頓用薬で拭い去ります。そして何時でも席が立てる(=逃げられる)レストラン/気心の知れた人と/飲み物だけ/軽食だけ…などの“ゆるい環境”から行動を再スタート。

一進一退を繰り返しながらも、時間はかかりましたが(数ヶ月・年単位)、“気づいたら症状が出なくなっていた”、“頓用の薬を使用しなくなった”という感覚です。

あと、薬を持っているだけで安心する節もあります(お守り的)。

最初は不安一辺倒だったのが、最終的には「具合悪くなったら帰ればいいや」「食べられなかったら残せばいい」「まぁ薬あるし」「その時はその時」のような前向きな考え方をするようになりました。

【服用してみた薬について】
・半夏厚朴湯などの漢方
 →効果が全く無かった訳ではありませんが劇的でもなかったです。
・リフレックス、レクサプロ
 →体が慣れるのに1週間程かかりました。この手の薬は仕方ありません。
・レキソタン、ナウゼリン、ガスモチン
 →不安・嘔気時の頓用/予防として。症状をよく抑えてくれました。

【ひとこと】
心療内科は特別なものではありません。普通に、風邪気味なので薬をもらいに行く位の感覚で行ってみてください。処方薬も依存するような怖いものではありません。このような症状にお悩みの方、まずは気軽に相談してみる事をおすすめします。

この病気体験レポートは参考になりましたか?
参考になった
体験レポートトップへ戻る