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適応障害の治療中に不眠症を併発。医師と相談しながら治療することに。

けーき  (40歳代・男性) 2016年12月24日
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病気
不眠症、適応障害
製薬
レンドルミン錠0.25mg、クロチアゼパム錠5mg「トーワ」、セルトラリン錠25mg「JG」

4ヶ月ほど前から適応障害を患っており、適応障害がわかった頃はひどい過眠状態でした。
それから治療を繰り返し、職を休み、徐々に行動することも楽になっていったのですが、治療を初めて3ヶ月、体や気持ちの上で調子が良くなってきたと思った時から、眠ることが難しくなてきました。
そして、それは眠っても頻繁に目がさめる状況に進展して行きました。
適応障害の症状は良くなっていっているのに、なぜ不眠になっていくのかわかりませんでした。
気がついていないだけで、また症状が悪化しているのではないかと不安にもなり、不安時用に処方されていたクロチアゼパム錠を飲んで生活することが増えて行きました。

しかし、症状は変わることはなくメンタルクリニックの医師に相談してみました。
すると、おそらく調子が良くなってきていることによる興奮状態が起こっているのかもしれないとのことでした。
毎晩飲むために処方されている「セルトラリン」という抗うつ剤、これが今の状態では効きすぎているのかもしれないとのこと。
また、体調が良くなってきて毎日のように運動をするようになったため、それも原因で覚醒状態が続くのではないか、とのことでした。
確かに考えてみると、できることがどんどん増えていく毎日の中で、あれこれとたくさんのタスクをこなせるようになっていたので、神経が尖っていたのかもしれません。

そこで、睡眠の質をまず上げるために、入眠が難しい時に限り飲むように、医師からは睡眠薬「レンドルミン」の錠剤を出していただき、それと同時に「セルトラリン」の量を半分にすることになりました。
また、運動も無理をせず、三日に一回はゆっくり過ごすことにしました。
すると、徐々に入眠に関しては改善が見られてきました。
また、運動する日よりもリラックスして過ごした時の方が、睡眠時の覚醒回数が少ないことも、生活の中でわかってきました。

このような症状は、適応障害が治りかけてきた時に起こりうる症状だそうで、実のところテンションの高いまま無理を繰り返すと、一気にぶり返すこともあるそうです。

私自身、不眠を医師と相談してから現在で2週間ですが、入浴や睡眠時に電気毛布を使用するなどで体を温めたり、音や光をなるだけ遮断するなどで、入眠に関しての悩みは解決できつつあります。
しかしまだ、30分から1時間ごとに目がさめるため、あまりに繰り返す時は睡眠薬を使うようにしています。
そして、スマートフォンの睡眠記録アプリを使って、どのように寝ていたか、睡眠の深さや覚醒回数を客観的にみることで、医師に相談しやすくするようにしています。

不眠は様々な条件下で起こるものだとは思いますが、私の場合は症状が良くなっていく途中の、薬の副作用や生活リズムにより起こっていたようです。
まだ治療中ではありますが、徐々に改善の兆しも見えてきています。

眠るために努力を続けるのも一つの手法かもしれませんが、何が原因で不眠になっているのか予想がついているなら、かかりつけ医にまずは相談してみるのがいいかもしれません。
睡眠の質は、体や心の安定に非常に大切なものであることは、ご存知の方が多いと思います。
一人で悩まず、ひどくなる前に早めの相談を心がけるのが良いと思います。

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