Caloo(カルー) - 口内炎かと思っていたら粘液嚢胞というもの。手術で除去しました。 : 病気体験レポート
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口内炎かと思っていたら粘液嚢胞というもの。手術で除去しました。

れん  (30歳代・女性)

896views 2016年08月31日投稿 3votes 0comments
病気粘液嚢胞

ある日ふと気づくと口の中に小さくて透明な水ぶくれができていました。
痛みも痒みもありません。あるのは違和感のみ。
はじめは口内炎だと思い放置していました。
しかし2ヶ月経っても治らず、どんどん大きくなり色が白濁してきたため歯医者へ。

粘液嚢胞というものでした。

歯医者でも除去できるそうですが、再発の可能性を減らすためにも専門のところが良いとのこと。
近場の総合病院(口腔外科)を紹介してもらいました。

食事中に噛んだことが原因だそうです。

私は食べるペースが早く、今まで何度も口の中(唇、頬、舌)を噛んでは出血したり、白くなったりしていました。

注意すべきポイントは、噛む部位が毎回同じところかどうか。
何度も同じところに傷をつけると、嚢胞ができやすいそうです。

唇の裏や頬にはたくさんの唾液腺というものがあり、そこから常に唾液を出して、口の中を潤しています。
噛んで傷ついたことにより、その唾液腺が治らず、皮膚だけが再生されたため、皮膚の中に唾液が溜まり、水ぶくれが出来たようです。

手術は20分くらいで終わりました。
麻酔をして、メスで嚢胞の周りを囲むように丸く切り、除去。
嚢胞は潰さずに、治らない唾液腺も一緒に取り除いたため、ラピュタの空飛ぶ島のような形をしていました。

最後に糸で縫って消毒をして終了。
痛め止めと腫れ止めの薬をもらいました。
術後はけっこう腫れます。喋りにくいです。

2日後に経過観察のため一度病院へ行き、後日抜糸と消毒をしてもらい完全治癒。

粘液嚢胞は再発する可能性があるので大きな病院の口腔外科をオススメします。
また、メスで切るときに唇の神経も切ってしまうので、切った部分はしばらく感覚がありません。
一生感覚が戻らない場合もあるそうです。

手術から1年経った今、一度も再発しておらず、唇の感覚も6割ほど戻ってきています。

保険の対象なので、検査から抜糸まで全て合わせても一万円未満におさまりました。

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