ズルズルの鼻水で受診したら肺炎球菌に感染していた

病気

肺炎球菌感染症、中耳炎、滲出性中耳炎

製薬

エンテロノン－Ｒ散、オゼックス細粒小児用１５％

関連

鼻のつまり

参考

http://www.nagano-shounika.jp/blog.html

昨年末から息子(一歳半)が鼻風邪と中耳炎ぎみで耳鼻科に通い続けています。
通い出してから３ヶ月以上たちますが、治りかけてはぶり返しを何度も繰り返しています。

先日、また鼻水が酷くなったので、受診して鼻水を綿棒で採取して検査をしたところ、肺炎球菌が陽性でした。
息子は肺炎球菌の予防接種を四回接種済み(その内一回は2013年11月1日から接種可能になったワクチン13価です)だったのでびっくりしました。
先生によると、肺炎球菌には100種類くらい沢山の型があるそうです。
鼻水が出ているということは、何らかのバイ菌がいる証拠だと言われました。

その時は症状が鼻水だけだったので薬は処方されずに、しばらく様子を見ることになったのですが、その日の夜から痰の絡んだ咳が出てきました。
熱はなく遊び回る元気はあるものの、食べ物は喉が痛んで呑み込めないみたいでゼリーとヨーグルト以外はほとんど食べませんでした。
咳の勢いで嘔吐したり、就寝中も鼻づまりと咳でとても寝苦しそうなので、翌々日に再度受診して薬を処方してもらいました。

現在、薬を飲みはじめてから４日程になりますが、なかなかしぶとい菌のようで余り回復が見られません。室内の湿度をあげればましになるかと思って、加湿空気清浄器と洗濯物を干しています。
そして、就寝中は少しでも鼻の通りが楽になるように、メントール系の塗り薬を鼻の付近に塗ったところ、予想以上に効果がありました。塗らないよりも断然に呼吸がしやすいみたいで、もっと早く塗ってあげれば良かったです。

赤ちゃんは鼻水、鼻づまりなどの鼻かぜの症状がよくみられ、２、３歳までは症状が長引きやすいそうです。
最初はウイルスによる鼻かぜでも、鼻水が青っぽくなると細菌にも感染しています。
鼻水からは肺炎球菌やヘモフィルス・インフルエンザ菌（Ｈｉｂを含）、ブランハメラ菌、ブドウ球菌などが検出されます。
鼻水が出ていたらなるべく取り除いてあげてください。
中耳炎の合併もよくあるので、たかが鼻水と思わずに、定期的に耳鼻科と小児科両科で診てもらうと良いそうです。
肺炎球菌ワクチン接種によって鼻かぜや中耳炎の予防が期待できます。