根管治療後にも続くリンパの痛み
昨年11月末、歯茎に腫れと左ほほの痛みを感じ、歯科医院にて根管治療をして頂きました。
2か月に渡る根管治療の末、差し歯となり1月27日に治療が完了致しました。治療途中に左耳下のリンパに痛みが出てきたことを伝えましたが、治療中の歯が側切歯であることから、風邪などによるものではないか?と先生は答えられました。
それから1か月経ちますが、毎日24時間、左耳下リンパが痛みます。リンパの腫れは外見では全くわかりません。私が感じるのは、根管治療初期に化膿止め抗生剤を3日間飲みましたが、菌が生き残り、左ほほから耳下に移動したのでは?と言うことです。
現在、歯の調子は良好なので、歯科医院に行くこともできず、内科で上記の説明をするのもいかがなものかと悩んでいます。現在の症状は、左耳下リンパの痛みと首、後頭部の痛みです。自然治癒力に期待していましたが、毎日が苦痛で病院に行きたくなりました。
歯科、内科、どこに行けば良いのでしょうか?
また、歯周病菌が神経を伝って体を移動するものでしょうか?
どうか助けて下さい。
回答 1
ご相談ありがとうございます。
>私が感じるのは、根管治療初期に化膿止め抗生剤を3日間飲みましたが、菌が生き残り、左ほほから耳下に移動したのでは?
それもあり得ることです。
>歯科、内科、どこに行けば良いのでしょうか?
まず内科で左耳下リンパの痛みを相談しましょう。
>現在の症状は、左耳下リンパの痛みと首、後頭部の痛みです。
これはリンパではない場合もあり得ます。
TCHなど、噛み合わせの治療が必要になるかもしれません。
お住まいの近くにある大学病院で相談してみても良いかもしれません。
>また、歯周病菌が神経を伝って体を移動するものでしょうか?
それはありえません。
神経を伝わる病原体はウィルスで、歯周病菌ではありません。
歯周病菌は血管を介して全身に病気を起こすことは半世紀前から、また現代でも証明されています。
免疫力など、身体の抵抗力を上げ、病気を撃退しましょう。
ごく稀に、重症な場合は神経を取ってある歯を抜歯する必要も出てきます。
その場合とは、神経を取ってある歯に何の痛みが無くても、またレントゲン的に見てもきれいであっても、仮に根の治療の専門家が完全に治癒と断定しても、抜歯によって健康が回復された症例が多数報告されています。
もう神経を抜かないように、本当の予防を心がけましょう。
本当の予防をすれば、ふつうはむし歯になんかならなくなります。
質問者からの返信
こんにちは。
相良先生、回答を付けて下さり、ありがとうございました。
早速、内科で診察を受けました。血液検査で特に目立つ異常も無く、問診の結果、歯科に行った方が良いと言われました。その際、抗生剤を5日間処方されましたので、服用してみると、いくらかリンパ痛が楽になりますが、薬が切れるとまたジンジン痛みだします。
そして昨日、新規の歯科に行きましたが、レントゲンで差し歯の歯茎に病巣があると言われました。しかし場所的にリンパに影響が出るとは考えられないと言っていました。
また来週受診して、再根管治療か抜歯になるのか、相談しようと思います。
ありがとうございました。
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