ラミネートべニア: 歯の表面を削り、歯の色をした薄いセラミックの板（べニア）を貼り付けて審美性を向上させる治療。
歯の変色や形の修正、歯と歯の間にあるすき間を埋める場合などに有効で、主に高い審美性が求められる上顎の前歯に行われている。
クラウンなどに比べ、歯の表面を削る量は0.3～0.5mmとごくわずかなため、歯の神経への影響がなく、麻酔の必要もない。
変色や擦り減りがないセラミックを使用することで、天然の歯に近い色や光沢を再現でき、短期間で印象を大きく変えることができるのがメリット。
接着剤の性能も向上し、しっかりと接着するため、セラミックが割れたり剥がれたりすることは少ないが、歯ぎしりや噛みしめなどの癖がある場合には割れるリスクもあり、ナイトガードの装着が推奨される場合もある。
また、大きな虫歯があり、歯の表面に接着しにくい時には治療できない。
ラミネートベニアは、審美歯科治療の一つであるため、健康保険適用外。自費治療での治療となり、費用は歯科医院によって異なる。

▼日本審美歯科協会
http://www.shinbishikakyokai.com/about-cd/
料金の目安: ≪保険適用なし≫ 10万円～15万円程度

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