日本赤十字社愛知医療センター名古屋第二病院 の口コミ・評判

未破裂脳動脈瘤が他の医療機関で発見されましたが、そこでは外科処理（クリップ）のみでした。
外科手術では後遺症の可能性があるため、ネットで当病院を探し、紹介状・ＭＲＩデーターを持参し受診しました。
データーが半年以上経過していたので、再度ＭＲＩ撮影しましたが、動脈瘤の形状がコイルを入れるにはギリギリの開口サイズのため、外科手術の方が良いとの判断。
再度検討をお願いすると、腕の動脈からカテーテルを入れ、造影剤を首上から注入して局部撮影してみる事になりました。
結果は大逆転！
動脈瘤が血管の分岐点にあり、外科手術は不可能と判明！
また、カテーテル手術の症例も少なく、連絡会？に症例を確認する事になりました。
コイルを巻いて細い血管の血流が止まったら、別経路からの流入を待ち再度巻き、の繰り返しで対応可能とのこと。
朝9時半から夕方の4時までの長時間手術となりました。
鼠径部への局部麻酔のため後遺症も一切なく、2週間後に無事退院しました。
退院時に、もし外科手術をやった場合の推定を聞くと、３回から４回の手術が必要だったかもしれないとのこと・・・
安直に外科手術を受けていたらとぞっとしました。
３か月・半年・１年・２年の経過検査も異常なしで、健常者として普通の生活を送っています。