社会医療法人明和会 中通総合病院 の口コミ・評判

６月に母を連れて行き膣癌と告げられました。6cmの腫瘍でリンパ転移、骨盤浸潤と入院してから判明しました。
手術不可能と。そしてここで診察するには最初に「延命処置はしません。これに納得して下さい」と私に同意させました。
手術、輸血、出血しても止血しない、延命につながるあらゆる事をしないと言う事です。
６月21に入院。７月７日に腫瘍が破れ、翌８日に亡くなりました。
７日は破れたあとも元気に歩いて普通でしたが、翌日病院から呼ばれ病室に行くと、酸素マスクも点滴もしていない状態で「死」を待っているような見るに堪えない可哀想な姿になっていました。
私が点滴や酸素は？と聞くと出来ない旨言われました。

最初に同意していたとしても、して欲しいとこちらが訴えたならして欲しかったです。
自宅近くの厚生医療センターへ転院したい旨を伝えた時は「どこに行っても同じだと思いますよ」と言い、今の状態だと転院は無理と言われて中通病院から出してあげる事さえ出来ませんでした。

私は夜遅くまで仕事しているため午前中は寝ている事を話していましたが、入院翌日から３日続けて朝9時過ぎに電話で呼びつけられました。
３日間の話はどれも同じ内容で、態々呼びつけなくてはならないような変わりあるお話ではありませんでした。
このような感じでほぼ毎日呼ばれて、私の体重は46kgから41kgまで減りました。

母の友人が会いたい！と言ってくれてそれを担当医に告げると、ナースステーションに連れていかれ、そこでお叱りをうけました。
「最初に聞いた時に誰も合わせたい人居ないと言いましたよね！」と。
確かに初めきかれた時は私も頭と気持ちの整理がつかずそう答えました。
しかし、いつ死ぬか分からない母に、会いたいと言ってくれているかたが居るのですから相談しました。
まさか怒られるとは思ってませんでした。
そして会いたいと言っているかたの「名前、住所、電話番号、職業」まで聞いてきました。
住所までは存じ上げてなかったので、ご本人に聞いて下さい。と言いましたが、個人情報なのでこの内容を私に問いただすのは如何なものかと不信感がつのりました。

婦人科は新しい命が産まれるのが優先かも知れません。
しかし今死に逝く命も大切に扱って欲しかったです。
もっと本人と家族の気持ちを大切にして欲しかった。
この病院のこの科に来て本当に後悔しています。

死ぬ為に入院してしまったようにしか思えません。
やるだけやって助からなかったなら納得も出来ましたが、こちらがして欲しいといくら訴えても、「治療になってしまいますので」と取り合ってももらえませんでした。

家族が末期癌と言う状況下で、私一人に全て決断をさせるのならば、もっと配慮が欲しかった。
何故ならば、通常の精神であるほうがおかしいですから。

看護士さん達は大変良くしてくださいました。感謝しかございません。

中通は乳腺外科でお世話になっておりますが、婦人科だけはもうかかりたくないので転院します。