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山梨県の風疹

風疹について

風疹(ふうしん)ウイルスによる感染症。小児に多い。発熱、頭痛、鼻炎、目の充血、皮膚の発疹など

成人でも風疹の予防接種が推奨されている理由
風疹自体はそれほど怖い病気ではないが、妊娠初期の女性が風疹にかかると胎児に風疹ウィルスが感染し、赤ちゃんが先天性風疹症候群になる可能性があるため。
また、20代~50代は風疹の免疫を持っていない人が多く、妊娠中に風疹にかかるリスクが高まっているため。

先天性風疹症候群を防ぐには風疹の予防接種を受ける
胎児が先天性風疹症候群にかかることを避けるには妊娠初期に妊婦が風疹にかかることを防ぐ必要があるため、妊娠の2か月以上前に風疹の予防接種を受けることが推奨されている。つまり、風疹の予防接種を受けたら2か月間は避妊する必要がある(風疹は生ワクチンのため)。
妊娠中に風疹の予防接種を受けることはできない。
風疹は飛沫(くしゃみなどの唾液)で感染するため予防接種は女性、男性の双方受ける方が良い。
また、風疹の抗体(免疫)を持っているかを検査し、抗体が無い場合(一般的にはHI抗体価16以下)のみ予防接種を受けることもできる。
しかし、予防接種自体は抗体を持っている状態で受けても問題ないため検査をせずに予防接種を受けることも可能。

費用は、医療機関によって異なるが下記が目安の料金。
風疹の抗体の検査費用で1000円~10000円
風疹の予防接種費用で4000円~7000円

風疹の抗体を持っていない可能性が高い世代
(1)女性:1979年4月2日~1987年10月1日生まれ
(2)男性:1987年10月1日以前に生まれ。ただし、1960年代以前に生まれた人は風疹の流行により抗体を持っているケースも多い。
平成23年度の感染症流行予測調査によると、20代男性の10%、30代~50代前半の男性の20%は風疹の免疫を持っていない。女性も、接種の機会が一回しかなかった20代以上で、免疫のない人が5%ほどいる。

風疹の抗体を持っていない理由
1995年に風疹の予防接種年齢が変わったことで、これまで中学校期の女子のみが対象であった風疹の予防接種が、男女とも1歳~7歳半までに変更された。
そのため1995年時点で、7歳半~16歳未満(1979年4月2日~1987年10月1日生まれ)だった女性は接種機会がなくなってしまい、1987年10月1日以前に生まれた男性は1995年の風疹予防接種が始まった時点で接種対象外の7歳半以上だったので接種機会がなかった。
厚生労働省は、1995年時点で7歳半~16歳未満だった(1979年4月2日から1987年10月1日までに生まれた)男女1250万人には経過措置を取り風疹ワクチンの接種を勧めたが実際に接種したのは490万人に留まってしまった。
また、風疹の予防接種をした、風疹にかかったことがある人であっても、時間の経過とともに抗体が弱くなった、消えてしまうことがあるほかそもそも風疹にかかったというのが勘違いであるケースも多いので、注意が必要である。

先天性風疹症候群(CRS)とは?
妊娠初期の女性が風疹にかかると、胎児が風疹ウイルスに感染し、難聴、心疾患、白内障、精神、身体の発達の遅れ等の障がいを持つことがある。これらの障がいを起こす病気の総称を先天性風疹症候群という。先天性風疹症候群がおこる可能性は、風疹にかかった妊娠時期により違いがあり、妊娠1ヵ月で50%上、2ヵ月で35%、3ヵ月で18%、4ヵ月で8%程度であるとされている。
妊娠中の風疹感染が疑われた場合、相談窓口を持つ2次施設が地区ごとに設定されている。主治医が対応困難な場合や、胎児診断を希望するようなケースについては、2次施設へ紹介することが推奨されている。

風疹抗体価検査
血液検査で風疹ウイルス(HI検査)の抗体の有無を調べる。妊娠初期の血液検査に含まれていて、産婦人科では妊婦全員に行われている検査

検査結果
8未満を最低数値として8、16、32…というように、8の倍数で示される。

・8倍未満、8倍、16倍:
免疫がないか、あっても不十分(免疫がないので、今後風疹に感染する恐れがある)
・32~126倍:
適度な免疫がある(最近、風疹に感染していないし、免疫があるので今後の感染のリスクは低い)
・256倍、512倍以上:
最近風疹に感染した可能性も否定できない。ただし、再度検査をして高いままの場合はもともと風疹抗体値が高い人ということで風疹に感染した可能性は否定される。


※参考URL
お子様が先天性風疹症候群にかかられたカニママさんが運営する風疹の掲示板とホームページ(カニサンハウス たえこのへや)です。
妊娠後の検査で風疹抗体値が高かった方や先天性風疹症候群の疑いのある方などが掲示板上で相談しています。
また、ホームページではお子様(妙子さん)の成長記録や風疹症候群に関する情報を公開しています。

全国合計 風疹の治療実績

ウイルス性急性発疹症

上記病気名に含まれる病気:りんご病(伝染性紅斑), 風疹, はしか
手術別 件数 平均在院日数
その他12件5.2日
合計12件5.2日
※DPC対象病院・準備病院・出来高算定病院の合計治療実績 (2022年4月〜2023年3月退院患者)

病院別 風疹の治療実績

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