Caloo(カルー) - 栃木県の慢性副鼻腔炎の治療実績・手術件数
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栃木県の慢性副鼻腔炎

慢性副鼻腔炎について

発症から3か月以上症状が持続している副鼻腔炎のことで、「蓄膿症(ちくのうしょう)」とも呼ばれる。
急性副鼻腔炎に比べて、症状の程度は穏やかだが、治療には時間を要する。放置すると中耳炎や気管支炎・喘息などを引き起こすことがあるため、強い症状がなくとも軽んじてはならない病気。炎症が続く理由から粘膜の一部が肥厚してできる鼻茸(ポリープ)を合併している確率が高い。

■主な原因
細菌・ウイルス感染(風邪)によって鼻の粘膜が炎症し、顔の左右対称に4つずつある空洞「副鼻腔」にも波及するために膿が溜まる「急性副鼻腔炎」を繰り返すことが主な要因。風邪のほかにも、アレルギー性鼻炎からの移行、体質・生活環境の影響も要因となる。

■主な症状
黄色いネバネバ鼻水、頑固な鼻詰まり、においがしない、鼻水がのどに落ちる(後鼻漏:こうびろう)、頭が重い、集中力が乏しいなどの症状がみられる。

■主な検査
X線検査(レントゲン)・CT検査で病気の程度を評価することが重要となる。

■治療法
少量の抗生物質(抗菌剤)を2~3か月程度に渡り服用する「少量長期マクロライド投与療法」を行いながら、ネブライザーや鼻洗浄などの局所治療も並行する。
薬物療法を行っても改善がみられない、鼻茸が大きくなった場合には、内視鏡による手術を検討する。

▼慢性副鼻腔炎の症状(アレルギーiウェブサイト)
https://www.allergy-i.jp/hanadumari/sinusitis/about/symptom.html

■難治性の「好酸球性副鼻腔炎」
両鼻の中に鼻茸が多発して何度も再発する。20歳以上の気管支喘息やアスピリン不耐症の人によくみられる。ステロイド内服を行うと鼻詰まりなどの症状は改善されるが、風邪を引いたりウイルス感染したりすることで症状が再発するので、抗生物質+ステロイド薬の投薬といった一連の経過を繰り返す。投薬による保存的治療を行っている間も鼻茸は成長するため、大きくなると内視鏡下で除去手術を行う。手術により一時的に症状は改善するが、すぐ鼻茸の再発がみられる。難病指定されており、薬物療法と手術療法を組み合わせることでQOL(生活の質)の向上を図る。

▼好酸球性副鼻腔炎(難病情報ウェブサイト)
https://www.nanbyou.or.jp/entry/4537

全国合計 慢性副鼻腔炎の治療実績

慢性副鼻腔炎

上記病気名に含まれる病気:副鼻腔炎(蓄膿症), 慢性副鼻腔炎
手術別 件数 平均在院日数
その他26,926件6.3日
合計26,926件6.3日
※DPC対象病院・準備病院・出来高算定病院の合計治療実績 (2022年4月〜2023年3月退院患者)

病院別 慢性副鼻腔炎の治療実績

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