Caloo(カルー) - 嘔吐下痢と真逆のウイルス性腸炎。腸の動きを鈍らせる場合も。 : 病気体験レポート
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嘔吐下痢と真逆のウイルス性腸炎。腸の動きを鈍らせる場合も。

ハヤブサ  (40歳代・女性)

66views 2018年08月12日投稿 0votes 0comments
病気ウイルス性腸炎
病院ひろたこどもクリニック
製薬ビオフェルミンR散

ある朝、長男(当時6歳)が熱もないのに布団から起き上がれず、ただ「きつい…」と訴えておりました。食欲もなく、元気もなく、とにかく体がきついとだけ、泣きながら言うのです。熱はないし、精神的なものなのか?ととても心配でした。

ただ、脈拍が異常に早く(120/分)、きついのは嘘ではないなと思い、歩く気力もない状態でしたので、抱き抱えて小児科に連れて行きました。

問診票にどう記入しようかと、考えながら、とにかくありのままの記入しました。

診察室に通され、問診票を読んんだ後、先生は直ぐに聴診器をお腹に当て、腸の音を聞き始めました。

「お母さん、今現在、ほとんど腸が活動していません。音がしないんです。嘔吐下痢と真逆の腸炎です。腸の動きを鈍らせるウイルスに感染してると思われます。」

と言われました。

「え?腸炎でこんな倦怠感に襲われるんですか?」

と質問すると、

「嘔吐下痢とは腸の過活動で起こります。その場合は脱水の心配はありますが、体のだるさなどはありません。しかし、腸の動きを鈍らせるウイルスの場合、とくに小児においては全身のひどい倦怠感に襲われます。いま、殆ど活動していないので、浣腸で刺激して様子を見るしかありません」

と言われ、辛い浣腸をし、薬はビオフェルミンが処方されました。

その後、すっと体が楽になったようで食事をし始めたのですが、2時間後、再び倦怠感に襲われ、寝込みました。翌朝には微熱も出ていたので再び受診をし、やはりまだ腸の動きが鈍っていたため、再び浣腸で刺激し、その日の夕方にはすっかり元気になりました。

もしお子さんが、熱もないのに倦怠感を訴える事がありましたら、こういう腸炎もありますので、とにかく小児科を受診されてください。

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