地域で、チャドクガによる被害が多いので注意が呼びかけられていました。
チャドクガとは毛虫は、ツバキやサザンカについていることが多く、成虫になると黄色っぽい色の蛾になります。
どちらも毒針毛を持っていて、それが皮膚に付着すると毛虫皮膚炎という皮膚炎をおこします。
被害が周りに多く、子どもの学校でも皮膚炎なっている子どもが多くいましたので、子どもも警戒をしていました。
はじめは、目の下にポツンと赤い湿疹のようなものがみられ、吹き出物か何かと思い、気にもしていませんでした。
翌日には指と指の間にポツンと一つありました。
痒がっていましたが、普通の虫さされ位に思っていました。
その翌日には腕の内側にポツンと…
これも虫さされだと思っていました。
さすがにおかしいと感じたのは、それから数日後、気が付けば腕に多数の赤い湿疹が点在しており、日に日に増えていきました。
痒みも強く、寝苦しいほどでした。
皮膚科を受診させたところ、流行りのチャドクガの皮膚炎とのことでした。
地域でも学校でも注意喚起をされ、本人も気をつけていたので、チャドクガに触れてしまった覚えは本人はないようでした。
この湿疹は直接毛虫や蛾に触れていなくても、手や服を介して毒針毛が付着してしまうこともあるようです。
直接触れてしまった時は湿疹は集中して、衣服などを介した場合には、バラバラと湿疹が散在して出来るようです。
皮膚科にて処方された外用剤を使いながら完治には2週間ほどかかりました。
しばらく落ち着くまでは、痒みが強いので掻きむしらないようにさせるのが大変でした。