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眼瞼下垂の手術は、目の周辺の印象が良くも悪くもなるので難しい選択が必要。 (写真あり)

sannji  (50歳代・女性) 2018年09月18日
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病気
眼瞼下垂

眼瞼下垂とは、分かりやすくいうと、眉毛から目の間が広く間のびしたようになって、まぶたが目の眼球におちてかかって、黒目にかぶさってしまっているような状態です。

高齢者の方は顔面の筋力低下とともに、このような状態になることも多くありますが、20代30代といった若者の層でも、眼瞼下垂の状態になる方がいます。

私も、もともとぱっちりした二重の目でまゆげとまぶたの間は、すっきり肉もなかったです。
しかし、30代半ばにもならないうちから、はっきりとした原因は、病院でも分かりませんでしたが、両目のまぶたがさがってきて、眉毛と目の間が1センチ以上も広がってきました。

そして、両目ともまぶたが、目にかかってきて、半目ひらいているような、黒目をまぶたが半分ふさげて、視界が悪くなってきました。
ネットで症状を調べたら、眼瞼下垂という病気でした。

ここで長々と書くと間違った情報を記載するといけないので、眼瞼下垂の病の正確な症状を下記サイトにかかれていますので、こちらを参照ください。

ご自身の目のまぶたが下がっている、左右の目の開きが異なっているなど、心あたりがある方は、まず、下記のサイトなどで、自分の目を鏡でみながら、あてまはるかチェックし、該当するようなら、形成外科にまず行かれることをおすすめします。

日本眼科学会様のHP
http://www.nichigan.or.jp/public/disease/hoka_kasui.jsp
眼瞼下垂の会様のHP
http://gankenkasui.org/


眼瞼下垂になる原因はいろいろあるようですが、加齢による瞼のたるみや筋力低下。
眼を強くこすったり刺激をよくあたえてしまって、下垂の原因になる。
コンタクトレンズの仕様による副作用などいろいろあるそうです。
また、生まれつき先天的なまぶたの異常や、まぶたがとても厚く目にかかってしまうために下垂が起こることもあるそうです。

私の場合は、パソコンを長時間使用していましたが、かといって、若いときから使用していて、パソコンが原因とは思えず、いろいろ問診もしていただきましたが、原因が分からず、ストレスからこうなったのではというはっきりとした原因は分かりませんでした。


しかし、黒目にかかって、視界が狭くなって日常生活にも負担がかかってしまい、また、目が半開きで眠むそうな顔でぼーっとした顔になってしまい印象がとても悪くなりました。

眼が見えないのは死活問題でしたので、ネットで症例が多い都内の病院で、診察を受け、先生曰く、これだったらぱっちりきれいに治ると思いますという楽観的な診断だったので、こちらで日帰りの眼瞼下垂の手術を受けることにしました。

日帰りで、部分麻酔での手術で、先生は、下垂で切り取る皮膚などに線を下記、鏡で私に見せながら、ここを切り取ってといろいろ説明しながら手術が行われました。
術後は、まぶたを縫っているのと、数週間たたないと、下垂がなおった眼元が分からないということでした。

術後、麻酔がきれたら、目、特に左目とその周辺頬のあたりまで、のたうちまわるような激痛が走りました。何かあったら、電話してといわれて痛いですと電話したのですが、麻酔がきれたらそんなものだからといわれて、我慢せざるをえなくなりました。

眼瞼下垂の痕は、1週間弱は眼の周りが赤黒くなるとは聞いていましたが、その範囲外まで顔がどんどん腫れていき、翌日、術後診察で、その形成外科に行ったら、その腫れ具合に先生が驚いたほど。


よくここまで腫れて我慢してたねと言われて、だから電話したのにと思ったのですが・・・。

さすがに、先生もこれはちょっとおかしいと思ったのか、何かあったらすぐ来てくださいといわれ、目薬や塗り薬を抜糸の1週間後まで処方してもらいました。

処方薬をとりにこの形成外科の下にある薬局にいって処方薬をもらうときにも、薬剤師の方が、眼瞼下垂の患者さんよく来られるけど、ここまで腫れている人初めてみましたと、かなり心配されていました。


どうも、説明きいたら、下垂と関係ない部分を手術の際に痛めてしまったようなのですが、病院側はそれを認めるわけもなく、私も、どうしていいかわからず、そのままでした。

術後と、その後の写真をアップしておきますが、ここまで腫れるのは明かに何かが処置でおかしかったということの証拠です。

両目アップしたので、下垂がなおらず腫れが酷かった左目(写真むかって右目)ものと、下垂がなおって術後腫れも酷くなかった左目(写真では向かって左目)を掲載しておきます。

また、手術したのに、まぶたが分厚く(もともとまぶた薄かったのですが)、目にのかっています。通常1週間弱で赤黒いのがとれるのが、1か月顔にあざが残って、目も下垂が酷くなって、目が変形してしまいました。

左目は成功したようで、腫れもほとんどなく、もともと右目と左目同じ状態だった(正常な時)のが、左目だけ、眉毛とまぶたがくっついているような見た目がおかしな事になってしまいました。


当初の説明では、再手術無料でしてくれるという約束でしたが、1か月になってそれを申し出ても、筋肉をいじってつなげているのと、目の上の皮膚を必要以上にきりとり、これ以上どうしようもないという結果でした。
1か月後、まだ目の下が腫れていて、まぶたが重く厚く、目にのしかかり黒目にかかっている状態の写真もアップしておきますので参照ください。

今では、二重のところに、なんとまゆげがはえてます。つまり、まゆげとまぶたの間の皮膚をつめすぎきりすぎて、まゆげが生えている部分が二重のところまできりとられくっつけられてしまったのです。

今は、なんとか目はみえていますが、まぶたがとても重く、浮腫があるときは、目にまぶたが重なって見えにくい日があります。
年齢とともに、今後ますますまぶたがまたおちてきていて、どうにかしないといけない日がくると感じていて心配です。


主流である眼瞼下垂で筋肉を手術する形成外科の術は私にはもうできないので、このまままぶたが御岩さんのように、目にかぶっていくなら、まゆげあたりの皮膚を頭部にひっぱりあげて、美容整形手術するしか元の目にもどらないと、美容整形に受診したらいわれました。

まだ、美容整形でも、この眼瞼下垂が治るのだと希望がもてたことは救いです。30代で、こんな目と容姿になっていまい、いつも目を髪で隠していたのですが希望が持てました。


ひとくちに眼瞼下垂といっても、どこで手術をするか、その病院選びと、その後の対応(無償で再手術をしてくれるところもあります)が本当に重要だと思います。


特に女性の方。目はぱっとみたとき第一印象にもなる大事なパーツですし、下垂で視界がせばまるのも大変です。


保健適応で安く手術ができる形成外科での手術がいいか(眼瞼下垂の研究に特化している病院がおすすめです)、高くても、希望に近いぱっちりとした目にできるだけ美容の観点から手術してもらえる美容整形外科(きちんとした症例も多い美容整形外科がいいです)か。

どちらがいいか、お金の問題もありますから、ご自身やご家族と相談して、治療や手術をしてください。

私のように、失敗して、下垂が酷くなる人をこれ以上増やしたくありません。

まず、手術して、目の周囲だけではなく頬まで赤黒くアザになるような術後になったら、これはおかしいと思い、別の医療機関でもいいので、是非とも受診すべきです。
私もそうすればよかったと、後悔しています。

失敗して術後からずっと下垂がもっとひどくなった右目の術後から経過が分かる写真をアップしておきますので、失敗例ではないかと判断する参考にしてください。


【眼瞼下垂手術の金銭的な負担とメリット&デメリット】
保険適応の手術を受けた場合、自己負担限度額は、年齢および所得状況等で異なりますが、両目の眼瞼下垂手術は、病院で保険適応の手術をされた場合の例を紹介します。

病院によって金額が異なりますが、両目で5万前後が主流です。多くの病院調べて、料金表みたり、問合せしたらこの金額でした。ほとんどの病院が形成外科での日帰り手術です。

なかには、術後の翌日診察に来るのが大変な体が弱い方やお年寄りの方は入院施設が整っている大きな総合病院だと入院される方もおられるようですが、その場合は、入院費が別途必要ですが、こちらは少数のようです。

◎メリットとデメリット
安さ重視で保険が効く事、外見はどうでもいいから、とにかく視野がひろがり物がはっきりみえるようになりたいという方には、形成外科での治療手術がおすすめです。

ただし、私のように、失敗することや、過年とともにまた下垂がおこってくることもあります。美容目的ではないので、見た目がよくなくなっても、我慢するしかないのがデメリットです。


しっかりとした症例と専門医がおられ、アフターケアもしっかりしていることを事前に確認されることをおすすめします。



【美容整形外科での眼瞼下垂手術の費用とメリット&デメリット】
基本、眼瞼下垂という病気であっても、美容整形部類で、下垂したまぶたやまぶたの脂肪を吸引したりと、美容整形外科の範疇での治療手術となると、保険適用されず自費です。
自費のため、値段はかなり開きがあって、両目だと30万円前後くらいから60万円前後と大きく差が開いています(全国の全ての病整形外科を調べたわけではないので、もっと安い病院や高い病院もあるかもしれません)。

いずれにしても、保険適応だと最も安いとことでは両目で5万円前後から受けられますので、その約10倍くらいは、手術やその後の通院費などを考えても高額にかかることになります。

◎メリットとデメリット
眼瞼下垂でまぶたがさがると、目が細くなりまぶたがはれぼったくなったりして、人相が変わり老けてみえます。

特に女性は、目のメイクや眼がおおきくはっきりみえるほうがかわいいとか美人にみえるという見方が多い傾向にあるので、みためを気にする方は、筋肉を極力いじらずに、皮膚をリフトアップさせて、何度か修正がきく美容整形のほうが満足がいくぱっちりとした目になります。

私は、保険適応の手術でしかも失敗したため、術後すぐでもまぶたが目にかかっていて、さらに、これ以上は手術ができないといわれて、なんのために手術をしたのかと後悔しました。

まだまだ若いという年齢でこの手術をしたため、以前の自分の目はすっきりしたまぶたで脂肪もなく、目もぱっちりだったのが、おいわさんのように(写真添付)なってしまい、これなら、美容整形にすればよかったと後悔しました。

いくら高額だからといっても20~30万円であれば、生涯目のメイクをすることを考えたら、化粧品代金もそれなりにかかりますし、なにより、目が変形したストレスで一生悩むこともないのですから、お金が用意できる方で、見た目を重視される方には、美容整形外科での眼瞼下垂手術が無難だと思います。

が、美容整形外科といっても、どこでも腕がいいわけではありません。
きちんと、眼瞼下垂手術の症例と、見せてもらえる術後の写真や口コミを精査して、信頼できる美容整形外科を選んでください。

一般の病院より、美容整形外科のほうが、どこの病院がいいのか誇張な過大広告もあるところもあり、どこがいいのか見分けにくいという難点があるので、くれぐれも慎重になさってください。美容外科さんとは、しっかり問診を繰り返してから手術されるのが、値段も高額ですからそれが一番だと思います。


*****眼瞼下垂でお困りの皆様へ*******

冒頭上記でも、眼瞼下垂にお困りの方の参考になるサイト記載しましたが、このサイトは生の声がたくさん分かり、今後どうしたらいいか大変参考になので重複しますが下記に記載しておきます。

眼瞼下垂の患者さんだけではなく、ご家族の方や専門の御医者さんとをつなぐ意思でされている、この病で困っている方にはとても参考になるサイトです。
眼瞼下垂の会
http://gankenkasui.org/

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コメント(3件)

  • ぽぽ
    どちらの病院で手術なさったのでしょう?
    投稿:2018/10/26
  • sannji
    下記の病院です。

    https://www.machida-cl.com/

    数年前に手術を受けたため、現在、施術の仕方や施術後どうなるかなど詳細は不明です。
    私が手術を受けた当時、眼瞼下垂の手術を調べるとネット検索で大きく広告などもでて上位に検索結果がでていて、某大学の眼瞼下垂関連と関連つけるようなサイト内容だっため、ここだったら大丈夫なのかな・・・と思い受診。

    施術前は、とくに、このような私のようになるような話はなかったです。

    症例は沢山あるようで、こちらで満足いく施術されている方もおられるようです。

    どこの病院でもそうですが、私のように、後日や年数たったら、まぶたが二重までおちてくるようなこともきっとあるんだと思います。

    保険適用で安い手術を安易にチョイスしたのが失敗だったなと思います。
    ただ、黒目にかかっていて見えにくかった視野は改善したので、医療的には成功なんだと思います。
    見た目どうのより、医療治療では、黒目が開いてみえるようになるかどうかが、眼瞼下垂の成功の判断になるので。


    見た目を重視しておられるようであれば、美容整形(しっかりして症例がたくさんある病院)で、自費で高いですが、そちらで眼瞼下垂の手術をおすすめします。


    投稿:2018/10/28
  • ぽぽ
    丁寧な返信、ありがとうございます。
    症例が多ければいいというものではないのですね。
    大変、参考になりました。
    重ねてお礼申し上げます。
    投稿:2018/10/28
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