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数十年かけて5mmほどに成長した、突起状のほくろをメスとレーザーで切除。

オレンジ603  (40歳代・女性) 2016年08月23日
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病気
ほくろ皮膚の良性腫瘍
病院
あい皮膚科クリニック

【症状】
いつから出来て始めていたか、記憶にないくらいの数十年間、腰にΩ(電気抵抗のオーム)の様な形をしたほくろがありました。数十年で徐々に成長し、最終的には長さ(高さ)5mm、ほくろの直径も5mmほどになり、色は、肌色にちかい灰色でした。
ほくろ自体は痛くもかゆくもありませんでしたが、ちょうどパンツやガードルのゴムが当たるところにあり、ゴムに挟まって痛くなるようになりました。
ほくろの先端に毛穴があるようで、そこから薄い毛が出てくるようになり、見た目もよろしくないため、皮膚科で切除してもらうことにしました。

【病院での診断】
腰とはいえ、切除跡はきれいにして欲しかったので美容皮膚科もやっている皮膚科を選びました。
切除方法は2つありました。
1.切開手術で少し深めに母斑細胞ごと切除
 メリット
  母斑細胞ごと切除するため、再発はほぼ心配ない
 デメリット
  出血を伴い傷跡が残る可能性がある
2.盛り上がった部分だけを削りとる方法
 メリット
  出血も少なく傷跡も目立ちにくい
 デメリット
  母斑細胞が残って再発する可能性がある 

どちらにしても、保険内の治療でした。
私の場合は腰だったので、もしまた再発するようだったらそのとき考えようと思い、盛り上がった部分だけ削り取る方にしました。

【切除】
メスと炭酸ガスレーザーを使って、切除することになりました。最初にメスで突起部分を取り、その後レーザーできれいに切除していただけたようです。
突起部分をメスでとったため、少し出血がありましたが、麻酔も痛くなく、切除中も少し引っ張られるような感じがしただけでした。
5分もかからずに終わり、ガラス瓶に入れられた切除後のほくろも見せてもらいました。
そのまま病理検査に回してもらい、念のため悪性ではないか検査を行い、結果は良性でした。
現在も再発せず、傷跡は全くありません。きれいに取ってもらえて、本当に良かったです。

【抗生物質の薬とカンジダ発症】
化膿止めの抗生物質の服用薬と、傷口に貼るテープとガーゼが処方されました。
その後2週間くらいで3回ほど通院し、終了しました。
ただ、その間ずっと抗生物質の薬を飲んでいたため、通院が終わった後なんとカンジダ膣炎を発症してしましました・・・。女性は要注意です。
抗生物質を長く飲んでいると、免疫力が下がりカンジダ膣炎になってしまうことがあるそうです。
ゴールデンウィーク中で、病院にすぐにかかれなかったことと、抗生物質の服用が終了したこともあり、婦人科で診てもらったときには、すでに治っていました。
女性の方は、抗生物質の薬を長い期間飲む必要がある場合には、カンジダ膣炎になってしまう可能性もあることを、知っておくと良いと思います。

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